災害時に情報収集をする方法|事前の備えとできることも解説【2021年2月版】
2021年02月15日 10時00分 IT小ネタ帳
集中豪雨や震災、大雪など、甚大な被害をもたらす災害が増えてきています。
自然災害は我々の想像を超えて襲ってくることもあり、防ぐことはできませんが、万が一災害にあった場合でも、被害を最小限に抑えるための事前対策が重要です。
今回は災害時に情報収集をする方法についてまとめました。
災害時の情報収集にはネットが重要災害時における情報収集にはネットが重要な役割を果たします。
もしも停電が起きた時にはテレビを利用できなくなるため、情報収集ができなくなります。
しかし、充電済みのパソコンやスマホであれば利用が可能なため、自分が危険な場所にいるのかどうかを確認することができます。
改めて災害時のネットの使い方を考えておきましょう。
災害が起きると多くの人がパニックになります。たくさんの人々が情報収集のためにネットを利用します。
たくさんの人が同時にネットを利用することで、基地局からの電波が弱くなったり、サーバーに負荷がかかりサイトが見れなくなったりと、ネット環境があっても使えないという事態に陥ります。
6時間程度は電話やネットがつながりにくくなるため、まずは安全を確保した上で機器のバッテリーが失くならないようにしておきましょう。
≫大規模災害時、インターネットはどうなる? いざという時のネットの使い方を考える
情報収集にはスマホが欠かせない必須アイテムとなっています。
重要なのは災害時になるべくバッテリーを残しておくことです。
バッテリーを残しておくための節約方法を把握しておき、災害が起きたらすぐに対応できるようにしておきましょう。
またモバイルバッテリーなどでスマホを充電できる準備をしておくことも大事です。
≫災害時はスマホが頼りに! バッテリー節約ワザ&停電対策ほか+αのお役立ちアイテム
テレビが利用できる状態であれば、バッテリーを残しておく意味でもテレビを活用して情報収集をしましょう。
ただし、災害時にアンテナが倒れてしまえば、テレビでの情報収集ができなくなってしまいます。
そこで自宅のテレビ環境をアンテナが必要のないものに見直すのもひとつの防災対策になります。
≫光テレビとは?アンテナを立てず災害の影響を受けにくいテレビ視聴方法
いざ災害が起きてからでは対応は遅れます。
災害が起きる前から防災に備えておくことが重要です。
ここからは事前に備えておくべきことをご紹介します。
日ごろからご自身が住んでいる地域のハザードマップを見ておきましょう。
災害が起きた時に水害リスクが高いエリアはどこまでなのか、地震が起きた時にどこまでのエリアに基盤の心配があるのかを把握しておくと、万が一のリスクを下げることができます。
ハザードマップは「防災の基本」です。
まずはハザードマップをチェックしてみることから始めましょう。
≫見方や使い方は?まだまだ認知率の低い「ハザードマップ」が防災に重要と言われる理由
ハザードマップでご自身の地域情報は把握できても、外出先の場合には災害時にネットが使えずに自分の居場所がわからないことも考えられます。
そこでおすすめしたいのが「Maps.Me」という地図アプリです。
地図アプリと言えばGoogleMapと思われるかもしれませんが、このMaps.Meはオフラインで自分の居場所や周辺施設の情報が確認できるアプリになっています。
災害時だけでなく海外旅行で機内モードにしておきたい時でも重宝するため、事前にダウンロードしておいて利用することをおすすめします。
≫防災のために入れておきたいオフライン地図アプリ「MAPS.ME」
地図アプリ以外にも事前にダウンロードしておきたいアプリやブックマークしておきたいサイトがあります。
それが災害情報を取得できるアプリです。
災害時には情報をいち早くキャッチすることで身の危険を減らすことができます。
おすすめの防災アプリとサイトを5つご紹介しているので参考にしてみてください。
≫【保存版】防災アプリ&サイトおすすめ5選 ニュースから河川情報までスマホで対策
災害が起きた際には家族との連絡を取ることも難しくなるため、事前に安否確認を取る方法を共有しておくことで慌てずに済みます。
平時では他人事のように感じてしまいますが、一度話しておくだけで済むので家族と一度話し合っておきましょう。
おすすめは「Googleパーソンファインダー」です。
名前されわかれば登録でき、友人や隣にいる人の安否情報の提供が可能です。
≫名前だけでOK!安否情報を一括検索できる「Googleパーソンファインダー」「J-anpi」に注目」
事前準備が済んだら、次は災害が発生した時に情報収集をする方法を把握しておきましょう。
事前に知っておくことで役に立つ情報がたくさんあるのでご紹介していきます。
災害時にネットで情報収集をしようと思ってもネット環境がない状態になる場合があります。
災害でネット環境がない時に役立つのが「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」という無料Wi-Fiです。
00000JAPANは3大キャリアが大規模な災害時に開放する公衆無線LANサービスで、最短でも災害発生後1時間ほどで