未来の家プロジェクト、第3回実証実験開始、IoTスマートホーム体験者募集

未来の家プロジェクト、第3回実証実験開始、IoTスマートホーム体験者募集

IoTスマートホーム体験者を募集中

 and factoryは3月26日に、横浜市、NTTドコモとともに推進する「未来の家プロジェクト」で、「IoTスマートホーム」を用いた「第3回生活モニタリング実証実験」を開始した。この実証実験のフェーズ3として、実際にIoTスマートホームに1週間住み、IoTスマートホームを体験する被験者を募集している。●実証実験は3月24日〜6月24日の3カ月 20年3月まで継続して実施
 今回の実証実験では、リアルタイムのデータに応じてIoTデバイスが居住者に働きかける、いわゆる「ホームオートメーション」に取り組み、これまでの実験で得られたデータを基に設定したアルゴリズムに沿って、居住者にとって適切なIoT機器の自動動作を実現する。前回からの変更点として、ブラインド、給湯器、スピーカー、アロマデバイス、掃除機などのIoT機器を追加。居住者が目覚めると自動でブラインドを開けたり、居住者が帰宅するとエアコンや照明などのIoT家電を自動でつけたり、快適な目覚めのサポートや室内環境の調整を行う。
 IoTスマートホーム体験参加者の応募締め切りは4月30日24時まで。実証日時は、2019年6月4日〜10日、6月11日〜17日、6月18日〜24日のそれぞれ1週間。場所は横浜市立泉図書館の横で、参加者には謝礼を用意する。なお、応募者多数の場合は、申し込み内容をもとに選考を行い、選考通過者のみ連絡する。
 なお、これまでに行った2回の実験では、20名の被験者が1週間ずつIoTスマートホームで生活し、主に生活データの見える化によって被験者意識の変化・生活行動推定に関する検証を行った。検証結果によると、被験者が自身の生活データの変化を確認することで、75%に健康意識の向上が見られたほか、積極的に階段を使うようになるなど、行動変容に至っている点が明らかになった。
 17年6月に開始した「未来の家プロジェクト」は、「住むことで生活、暮らしをサポートする家」をコンセプトにIoT技術を活用して、家が居住者に働きかけることによって居住者の健康的で快適な生活を促進し、単身世帯増加、医療費増大、少子高齢化といった社会課題への対応を目指す。
 今期から、新たな参画企業として、アイホン、アロマジョイン、ニチベイ、フィッツコーポレーションが加盟し、参画社は計15社に拡大。コネクテッドホーム領域でのオープンイノベーションプラットフォームとしても成長しており、20年3月まで実験を継続するなかで、「未来の家」の実用化・商品化について検証する。また、and factoryは、スマートホステル「&AND HOSTEL」などで培ったIoTプロデュース力を活かし、住宅領域でのIoT事業展開に注力する方針。
 第4期実証実験は19年夏頃、第5期実証実験は19年秋頃を予定しており、生活の「見える化」だけでなく、生活行動の予測による未来の生活サポートや、居住者自身が希望する「したい」生活を家が促す機能を実装していく。

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