サウジから日本にアニメを輸出──マンガプロダクションズが活動報告会

サウジから日本にアニメを輸出──マンガプロダクションズが活動報告会

サウジから日本にアニメを輸出──マンガプロダクションズが活動報告会の画像

 サウジアラビア発のマンガやアニメを制作するマンガプロダクションズは6月27日、都内のホテルで活動報告会を開いた。冒頭、あいさつに立ったイサム・ブカーリCEOは、東映アニメーションと共同制作したショートアニメ「キコリと宝物」がテレビ東京を始め多くのテレビ局などで放映され、3000万人以上が視聴したなどと成果を発表。また現在、初の長編アニメ「ジャーニー(The Journey)」の制作中であることも併せて報告した。イサムCEOは「永年にわたって、サウジアラビアから日本に石油を輸出してきたが、今度はコンテンツを輸出したい。30年後の日本のリーダーが、子どもの頃にサウジのアニメを見て育ったというコメントが聞けるようにがんばりたい」と話した。
 続いて、あいさつに立ったミスク・イニシアティブ・センター/マンガプロダクションズのバドル・アルアサーケル会長は「日本の優れた文化とノウハウの蓄積を大切にしながら、マンガプロダクションズと日本企業や学校とパートナーシップを結ぶことで、互換的に事業を行うことができる。マンガプロダクションズの親会社ミスク財団を設立したサウジアラビアのムハンマド皇太子は、人間の理性を築き上げていくことで、若者の生活を大きく変えることにつながるとして、ヘイトや過激主義を乗り越えて世界の若者が平和に暮らしていく目的を掲げておられる。日本との連携で実現していきたい」と話した。
 最後に、ミスク・イニシアティブ・センターとみずほ銀行でのインターンシップに関する覚書などの調印が行われた。調印式に出席したみずほファイナンシャルグループの佐藤康博取締役会長は「みずほ銀行でもサウジアラビアからインターンシップ生を受け入れている。皆さんはとても優秀で、そのうち一人は現在入行し、われわれと一緒に働いている。また2009年にはサウジアラビアの首都リヤドに、みずほ銀行の拠点を設け業務を行っている。今後も両国の経済発展のために尽力していきたい」と話した。(BCN・道越一郎)

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