テロ対策で関空に止血帯・ターニケット設置、五輪控え国内空港で初

テロ対策で関空に止血帯・ターニケット設置、五輪控え国内空港で初

関空に設置された止血帯・ターニケット「C-A-T止血帯Gen7」

 関西エアポートは、テロや災害時などで大量の出血の恐れがある大けがをした際、いち早く止血できるよう、止血帯「ターニケット」を関西国際空港内に導入した。国内の空港に導入するのは今回が初めて。第1ターミナルビルと第2ターミナルビルにあるAED BOX内に設置する。導入個数は約100個。 ターニケットは圧迫止血でも止まらない出血時、血を止めたい位置より心臓に近い位置に巻き、ベルトで締めることで止血する緊縛止血のための道具。大きな力が要らず簡単に素早く止血でき、大量出血から命を救うことができる。
 米国では、2012年に発生した小学校の銃乱射事件を契機に、消防や警察をはじめ、多くの場所に設置されており、13年のボストンマラソンの爆弾テロ事件でも活用された。日本では12年から自衛隊が導入、20年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、消防庁でも導入が進んでいる。近年、世界中で発生している多様な形態のテロや災害に対応するため、関西エアポートは導入を決めた。空港関係者が広く扱えるよう、定期的に講習会も行うとしている。

関連記事(外部サイト)