楽天キャリア事業、年内は限定的な展開か

楽天キャリア事業、年内は限定的な展開か

「キャリア事業は慎重に進めていきたい」と語る楽天の三木谷浩史代表取締役会長兼社長

 楽天が10月に開始するキャリア事業は、「開始後すぐに誰もが使えるサービス」というわけにはいかなそうだ。8月8日に開催された決算説明会で、三木谷浩史会長兼社長は、「10月に開始するキャリア事業は、昨年末にシステムがダウンしたキャリアもあったので、慎重にホップ、ステップ、ジャンプで進めていく」と、3段階でキャリア事業を展開していく方針を示した。
 「ホップ」の段階では、ユーザーを限定してキャリアサービスをスタート。「ステップ」では、ネットでの申し込みを受ける。「ジャンプ」では、実店舗も含めて大々的に展開していく予定だ。
 三木谷会長兼社長は、開発や実証実験について「予定より早いペースで進んでいる」としながらも、「大丈夫だと信じているが、初めての試みということも考慮して、まずは限定的にスタートして、1〜2カ月様子を見て、確認に確認を重ねて展開していきたい」(三木谷会長)と、「ホップ」の期間について言及。年内に多くのユーザーが楽天のキャリアサービスを利用できるかどうかは、不透明になってきた。
 キャリア事業に詳しい話は9月上旬にあらためて発表するとしたが、9月上旬の発表で料金やサービス内容について言及するかどうかは「検討中」とした。(BCN・南雲 亮平)

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