自治体の防災ブックで「防災グッズ」を見直そう

自治体の防災ブックで「防災グッズ」を見直そう

9月1日の防災の日に向けて防災グッズを見直そう

 台風が少ないといわれてきた瀬戸内海に台風が直撃したことをはじめ、集中豪雨による土砂崩れや河川の氾濫、地震など、今の日本ではどこで発生してもおかしくないほど自然災害が頻発している。「防災の日」の9月1日が近づく中、家電量販店の売り場でも防災グッズを前面に打ち出している。「東京防災」などの防災ブックを使って、チェック漏れがあれば購入して非常時に備えよう。
 多くの自治体では、防災マニュアルがホームページで閲覧できるようになっている。だが、災害が起きてからアクセスしようと思っても、停電などでアクセスできない場合もあるため、平時から余裕をもってチェックしておきたい。
 東京都では、30年以内に70%の確率で発生すると予想されている首都直下地震に備えた東京防災を冊子やホームページ、スマートフォン(スマホ)アプリなどで閲覧できるようにしている。
 東京防災では、災害が起きたときの行動などがイラストつきで分かりやすく紹介されており、中でも防災グッズに関して「最小限備えたいアイテム」「備蓄ユニット」「非常用持ち出し袋」などがチェックリスト形式で掲載されている。
 例えば、非常用持ち出し袋では、懐中電灯/携帯ラジオ/ヘルメット/防災頭巾/軍手/毛布/電池/ライター/ロウソク/水/食品/インスタントラーメン/缶切/ナイフ/衣類/哺乳瓶/現金/救急箱/貯金通帳/印鑑といった具合だ。チェック漏れの項目を備えておけば安心だ。
 これらをリュックに詰めて、家が倒壊しても持ち出せるように、玄関近くや寝室、車の中、物置などに置いておくことを推奨している。
 チェックリストを見ると、災害時の情報を入手するツールにラジオが推奨されていることに気付く。スマホは、Twitterなどでリアルタイムの情報を入手できるが、バッテリが切れたら使い物にならない。そのため、予備の情報入手ツールとして携帯ラジオを備えておくことは肝心だ。
 最近では、LEDライトを使ったランタンにラジオが搭載されているものもある。明かりと情報の両方が確保できるので、一石二鳥だ。置いても吊り下げても使えたり、高い防水基準のIP65や防塵に対応したりと、タフなつくりになっている。
 ハンドルを回転するだけで充電でき、明かりを確保したりラジオが聴けたりするタイプなど、アイテムも豊富にそろっている。9月1日を契機に、自宅の防災グッズを見直してみるのもいいだろう。(BCN・細田 立圭志)

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