今までよりも高速で安定した無線LAN「Wi-Fi 6」、バッファローが実力を魅せる!

今までよりも高速で安定した無線LAN「Wi-Fi 6」、バッファローが実力を魅せる!

「CEATEC 2019」に初出展したバッファロー

 バッファローは、10月15〜18日にかけて千葉・幕張メッセで開催されている「超スマート社会(Society 5.0)」をコンセプトとした展示会「CEATEC 2019」に出展した。同社がCEATECにブースを構えるのは初めて。会場では、無線LANの新規格「Wi-Fi 6」と中継器「メッシュWi-Fi」の説明を行っていた。
 初めて出展した理由について、ブロードバンドソリューションズ事業部の下村洋平マーケティング課長は、「Wi-Fiの新規格が普及し始めるタイミングなので、より理解を深めていただくために出展を決めた」と語る。ブースには、Wi-Fi 6に対応した製品の実演/説明コーナーとメッシュWi-Fiの説明コーナーを設けた。
 Wi-Fi 6とは、これまでの無線LANよりも高速で安定した通信を実現する新規格。2019年7月に改正した電波法に対応し、Wi-Fi 5よりも接続できるチャネル数が多いほか、Wi-Fiルータから一度に送信できるデータ量(送信バースト長)が倍増した。5GHz帯の理論値では、前世代(Wi-Fi 5)よりも約2.7倍。実測値では、約3.1倍(約3.7GHz)もの通信速度を発揮する。
 家庭用無線LANルータ市場への参入から20周年を迎えるバッファローは、10月中旬にも家庭用商品として世界で初めてWi-Fi 6に対応した新製品「AirStation WXR-5950AX12」を発売する予定だ。接続できるチャネルを増やしたことで、複数端末が同時に接続されている状況でも対応端末なら安定した通信が可能になる。
 また、8本のアンテナによる「8×8」のビームフォーミングで、1階から3階など離れた場所にも電波を届かせる。10Gbpsの光回線を利用している場合は、そのまま10Gbpsでスループットが可能。10Gbpsのスループットに対応したスイッチングハブ「10/2.5GbE対応スイッチングハブ(LXW-10G2/2G4)」(参考展示あり)も近日中に発表する予定だという。
 下村課長は、「これからインターネット上のコンテンツは、より高品質になり大容量化する。5Gが普及すれば外では快適かもしれないが、今のままでは家の中も快適になるとは言えない。新規格や新製品は、そういった未来を見据えて開発された。今、対応しておけば現環境でも快適になるだけでなく、今後も高速で安定した通信を実現できる。通信は不安定になったときに初めて意識するものだが、そうなる前に備えとして提案する」と、新規格に対応した新製品の狙いを語った。
●IoT家電を支えるメッシュWi-Fi
 メッシュWi-Fiのコーナーでは、今後増える見込みのインターネットにつながる家電「IoT家電」とメッシュWi-Fiの連携について展示、説明していた。メッシュWi-Fiは、親機と子機に分かれており、親機に接続しにくい場所でも子機を介してWi-Fiに接続できるようになる製品。バッファローは現在、「AirStaion connect スターターキット(WTR-M2133HP/E2S)」を販売している。
 下村課長は、「冷蔵庫や電子レンジなどの家電は、一度置いたら位置を動かすことはない。そこの電波が悪かったら、IoTを生かせなくなる。かと言って置き場所を選べないこともあるので、それなら電波を動かそう、というのがメッシュの役割」とメッシュWi-Fiについて説明する。
 現在は、ACアダプターで給電しながら使用する子機のみを販売しているが、ブースにはコンセントに直接接続するモデルも展示されていた。コードの煩わしさからも解放されるので手軽としている。このほか、Wi-Fiの電波を通しやすい木製のWi-Fi収納家具なども展示。Wi-Fiのある快適な生活を提案していた。
 ブースでは、説明などを聞いてアンケートに答えると、スイッチングハブの前面と同形のオリジナルルーラー(15cm)を配布するキャンペーンを実施している。ロゴやインターフェースの位置も同じだ。Wi-Fi 6の実力や定規が気になる人は、ぜひホール4のブースに足を運んでみてほしい。(BCN・南雲 亮平)

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