ファミマ×ドンキ共同実験を完了、得られた成果と課題

ファミマ×ドンキ共同実験を完了、得られた成果と課題

ファミマとドンキの共同実験が2月29日に終了(写真は「世田谷鎌田三丁目店」)

 ファミリーマートとパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(旧ドンキHD、以下PPIH)は2月20日、2018年6月から実施してきた共同運営店舗の共同実験完了を発表した。完了予定日は2月29日で、以降、該当する3店舗は通常のファミリーマートとして営業を継続する。
 共同実験は17年11月にドンキとユニー・ファミリーマートHD(ユニー・ファミマHD)が資本・業務提携した事業の一環として開始した。コンビニ業態の可能性を追求することを目的に、ドン・キホーテのノウハウを取り入れた新しいスタイルのコンビニとして注目を集めた。
 具体的には、ドンキの強みである地域のニーズに合わせた品揃えや商品提案、演出を採用。通常のファミリーマートの1.5〜1.7倍の商品を圧縮陳列で並べるなどの取り組みを行った。19年4月時点の発表によると、リニューアル前と比較して日商は約130%、客数は約110%に上昇する成果をみせた。
 一方で、個店ごとにオペレーションが異なることや人手の問題など、コンビニ業態でドンキ流の経営をすることの課題も確認された。今回の共同実験で得られた成果と課題は商品の共同企画などの連携に生かされていくという。なお、ドンキ要素の象徴として好評を博していたレジ前の「焼き芋」は一部店舗では販売を継続するとのことだ。

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