「吸う」「拭く」が同時にできるお手軽掃除機『スイークル ふきとりクリーナー』の実力検証

「吸う」「拭く」が同時にできるお手軽掃除機『スイークル ふきとりクリーナー』の実力検証

@DIME アットダイム

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

◆面倒な拭き掃除が吸い取りと同時にできるお手軽クリーナー

「ビリーズブートキャンプ」から「トゥルースリーパー」「コアリズム」「スレンダートーン」など、さまざまなヒット商品やロングセラー商品を送り出しているショップジャパン。掃除機のカテゴリ―では、かきこみ式の掃除機・電動スイーパーが発売から10年で300万台を超え、ショップジャパンの隠れたロングセラーになっている。吸引力の高さが謳われている掃除機ジャンルの中で、電動スイーパーが売れ続けている理由は、使いやすさと軽さ。この人気の電動スイーパーにフローリングワイパーを搭載して、吸い取りと拭き取りを同時に行なえる新製品『スイークル ふきとりクリーナー』(税抜・1万4800円)が登場した。

「掃除機の購入時に求める条件の上位3点は、吸引力、使いやすさ、軽さ。吸引力競争の中、使いやすさと軽さが見逃されがちだが、ここに本質的なニーズであるとみている。日常的に出る汚れは、食べこぼし、綿ぼこり、ちりなど必ずしもサイクロン掃除機を出して掃除するまでもないものがほとんど。多くはこういった場合フローリングワイパーなどを使って掃除している。しかしフローリングワイパーは食べこぼしなどの立体的なものは拭き取ることができず、3人に2人が掃除機とフローリングワイパーを併用していることがデータから判明した。これらの点を踏まえて実現したのが新商品の『スイークル ふきとりクリーナー』だ」(ショップジャパン Home Div.ダイレクター 渡邉 敏章さん)

『スイークル ふきとりクリーナー』は吸引型の掃除機にフローリングワイパーを搭載したもの。1台で吸い取りと拭き取りができる手軽さと、約1.35kgという軽量で、普段使いにちょうどいいデイクリーナーと位置付けている。

■特徴1・Wクリーニングヘッド

 上が吸引部、下が拭き取り部とヘッドの裏側が二面に分かれている。吸引部はブラシも付いておりカーペット奥の汚れもブラシでかき出して吸う。拭き取り部はシートパッドを採用して、市販のフローリングシートをシートパッドに巻いてセットをすればOK。磁石式になっているのでワンタッチで着脱できる。ヘッド部分にダストボックスがあり、片手で簡単に取り出せる。ボックス部分は水洗いも可能。

 

■特徴2・軽い

 重量が約1.35kgと2Lのペットボトルよりも軽く、女性やシニアでも片手で持ち運びできるので階段の掃除も楽にできる。通常のスティック型のサイクロン掃除機は手もとに本体があるため、掃除のときに重量を感じるが、新商品は重量のある機構部分が一番下にあり、重量を床が支えてくれるためとても軽く掃除ができる。

■特徴3・コンパクトで使いやすい

 ヘッド部分はノート1冊分のサイズなので、部屋に置いても邪魔にならない大きさ。また、ポール部分は長さが二段階に調整できるので、自身が一番楽な姿勢で掃除をすることができる。ヘッドの上にあるボタンは足元電源ボタンで、ボタンを踏むだけでオンオフができる。ポール部分を取り外してハンディとして使うことも可能。

 

「最大の特長は1本で吸って拭くことができるということ。軽量と手軽さに関しては徹底的にこだわった。フローリング、カーペット、畳とさまざまな素材の床に使用ができる。充電台に置くだけで充電は可能。コンパクトで自立ができ、部屋に置いても溶け込むようなデザインに仕上げたので、部屋に出しっぱなしにしておいて、ゴミが気になったときにさっと使えてパッときれいにできる」((ショップジャパン Home Div.マネージャー 長谷川 未帆さん)

 約2000名を対象にした消費者調査では、年代、生活スタイルを問わず、全体の約7割が商品に魅力を感じるという回答。部屋数が少なく収納スペースが狭い単身世帯からはコンパクトさ、スティック型の掃除機でも重さを感じるというシニア世代からは軽量さ、ファミリー世帯は洗面所や台所など気になったときにさっと使える手軽さと、幅広い生活者に支持された。

◆掃除のプロが教える床掃除の大切さ

 掃除・片付けのプロとして25年以上のキャリアを持つ、日本清掃収納協会 会長の大津たまみさんは1万軒以上の家を訪問し掃除、片付けを行ってきた。掃除のプロである大津さんから、見落としがちな床掃除の大切さや、掃除の新トレンドである「ラクラク掃除=ラクそう」について語られた。

○日本人の生活スタイルでは水拭きの床掃除が必要

 大津さんの清掃現場での長年の経験から、床は面積が広いため光を反射するので、床がきれいだと家の中全体がきれいに見える効果があるという。床清掃を徹底させるメリットは、汚れによる床材の材質の傷み予防。日本人は家の中で履物を脱ぎ素足で生活するので、足の裏から出る脂汚れが床に付着しやすい。畳が主流だった時代は、固く絞った雑巾で水拭きしていたが、住環境の変化でフローリングが増えて水拭きしない人が増えた。しかし、日本の家屋の場合、吸うだけでなく水拭き、雑巾がけが必要だという。

○床掃除は“吸う”⇒“拭く”を正しい順序で頻繁にやることが重要

 汚れにはホコリや髪の毛、食べこぼし、油のべたべた汚れなどがあるが、一番汚れが取りやすいホコリや髪の毛などのふわふわ汚れも掃除しないで放置すると、空気中の水分や油分を含んでペタッとした汚れに変化し、さらに放置するとベトッとした汚れになってしまう。どんな汚れも放置しておくとしつこい汚れになってしまうということ。

 正しい床掃除の方法は、ホコリや髪の毛といったレベル1の汚れは掃除機で吸う。食べこぼし、油のべたべた汚れといったレベル2〜3には拭き掃除を行う。普段から吸って、拭くという順番で頻繁にやるということが重要だと大津さんは言う。

○「ラクラク掃除=ラクそう」が求められている

 ハウスキーピングの利用層は、子どもがいる共働き世帯が75%を占める。家事代行を依頼する理由として圧倒的に多いのが、忙しくて時間が無いということ。背景には女性の社会進出がある。忙しい女性が増えて家事の時間が激減しているのが現状だが、掃除機や拭き掃除が面倒だと思っている人も多い。掃除機の場合、重い、大きい、出し入れが面倒、コードが邪魔、拭き掃除は足腰が痛い、準備に手間がかかる、雑巾を洗うのが面倒という声が挙がる。吸う、拭くを、時短でらくらくできる新しい掃除方法が求められている。

 短時間でいいから毎日やること、吸って拭くという正しい掃除方法でやることが床材の傷みを予防して、家の中がきれいに見える秘訣だと大津さんは言う。これらを踏まえて、今の時代に合わせた掃除のキーワードは「ラクラク掃除=ラクそう」。「スイークル ふきとりクリーナー」はラクそうのニーズに応える製品だと大津さんも注目している。

【AJの読み】サブクリーナーとしての使い勝手は非常に良い

 充電時間は約3〜4時間で、稼働時間は連続使用で約15分。充電式電池を内蔵、約300回の充電が可能で寿命が来たら交換ができる。

 気になる吸引力については非公開とのことだったので、デモンストレーションで試してみた。細かい汚れと、クレヨンで書いたベタッとした汚れで試したが、2〜3ストロークですべてのゴミを取り除くことができた。吸引力は予想よりもしっかりとしているという印象だ。髪の毛やほこりなどのちょっとした汚れ、食べこぼしなどのスポット汚れを1台で掃除することができるのは大きなメリットだ。ワイパーを付けずに吸い取り掃除だけでも可能。

 

 特筆すべきはやはり軽いということ。戸建てで面倒なのが階段の掃除だが、ポール部分が調整できるので短くすれば楽に掃除ができるし、なにより軽いので階段でもスムーズに持ち運びができる。階段掃除が辛いというシニア世代には最適ではないだろうか。

 吸い取る掃除は毎日しているが、床掃除は面倒なので週に1回、ウェットシートのワイパーを使って行っている。『スイークル ふきとりクリーナー』なら一度にできるので「ラクそう」としてはもってこいといえる。

 吸引力の詳細が不明なので吸引力の高いサイクロンクリーナーとの比較が難しいが、洗面所やダイニング、階段などちょっとした汚れが出る場所にサブクリーナーとして使うには十分の機能だと感じた。1週間に1〜2回はメインの掃除機で、日々のちょっとした汚れは『スイークル ふきとりクリーナー』でという2台使いが「ラクそう」のポイントかもしれない。

文/阿部 純子

■連載/阿部純子のトレンド探検隊

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