「スメハラという言葉は使いません」―携帯できる体臭チェッカー「Kunkun body」

「スメハラという言葉は使いません」―携帯できる体臭チェッカー「Kunkun body」

Kunkun bodyの製品イメージ

個人が携帯し、簡単に体臭を測定できる機器「Kunkun body」を、コニカミノルタが先行販売開始した。クラウドファンディングサイト「MAKUAKE」で購入を募っている。

大阪工業大学と共同開発した製品。ポケットに入るサイズの小さな機器で、iPhoneやAndroidスマートフォンとBluetoothで連携して使う。体の特定の部位に近づけると、体臭のうち「汗臭」「ミドル脂臭」「加齢臭」の強さを調べてくれる。

大事な会議や、デート、食事会などの前、スポーツで汗を流したあとなどに役立つという。人によって感じ方が違うにおいを客観的な基準で「定量化」することて、周囲に気を使う目安にできる。

ちまたではKunkun bodyを、においによって他人に不快感を与えるという意味の造語「スメルハラスメント(スメハラ)」対策と結びつける声もある。

しかしコニカミノルタに問い合わせたところ、同社では「スメハラという言葉は使わない」という考えになっているとか。エチケットツールあるいはマナーツールといった表現で機能を説明していきたいとしている。

なお、Kunkun bodyが計測する体臭についてより詳しい説明を見ると、汗臭とは体内のアンモニアを汗で放出したり、汗を菌が分解したりすることで発生するにおい。ミドル脂臭は汗が含む乳酸を皮膚の菌が分解することで生じるジアセチルに、皮脂腺から出る中鎖脂肪酸のニオイが合わさったもの。加齢臭は皮脂腺の中のバルミトオレイン酸と過酸化脂質が分解、酸化したにおい、とのこと。

ガスセンサーでこれらのにおいを検知したうえ、人工知能(AI)向け技術として注目を浴びる機械学習によって種類と強さを判別する。

Kunkun bodyの本体サイズは約108.5×53.5×22.5mm。リチウムイオン電池を内蔵し、付属のMicro USBケーブルで充電する。重さは約100g。希望小売価格は3万円(税込)。

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