iPhone 7 Plusで読書を楽しむ…電子ペーパーディスプレイ付きスマホケース Oaxis「InkCase i7 Plus」

iPhone 7 Plusで読書を楽しむ…電子ペーパーディスプレイ付きスマホケース Oaxis「InkCase i7 Plus」

ペーパーディスプレイ付きスマホケース Oaxis「InkCase i7 Plus」

OaxisからiPhone 7 Plus用のスマートフォンケース「InkCase i7 Plus」が近く販売開始される。iPhone 7 Plusのサイズによる恩恵を得られる商品。

OaxisのInkCaseは、iPhoneに装着すると裏面が電子ペーパーディスプレイとして使用可能になるケース。電子ペーパーにはiPhoneの画面がそのまま表示されるわけではなく、iPhoneからBluetooth経由で転送されたテキストや画像、電子書籍が表示される。

転送には専用アプリを使用する。例えばiPhoneのWebブラウザで表示しているニューステキストをアプリで転送すれば、そのニュースをInkCaseで読めるようになる。テキストの転送後はiPhoneの画面はオフにできるので、うまく使えばiPhoneのバッテリーを節約できるだろう。目に優しく、明るい場所でも見やすいペーパーディスプレイで読めるのもInkCaseのメリット。

残念なのはDRMの設定されたAmazonのKindle書籍や楽天のKobo書籍は、InkCaseでは表示できないこと。対応している電子書籍のフォーマットはDRMフリーのePub形式とテキストファイル形式のみなので、日本語で読める書籍は青空文庫が提供しているものなどに限定されてしまう。だが、海外ではDRMフリーの電子書籍提供サイトが多く存在しているので、洋書を多く読むという人にとってはInkCaseは便利だ。

InkCaseをうまく使いこなせれば、これまでスマートフォンとKindleを2台持ちしていた人の中には、InkCaseに収納したiPhone1台で済むようになる人もでてくるかもしれない。

なお、Oaxisでは近くPDFのサポートを開始するとしている。時期は不明だが実現すれば、自炊派にはうれしいはずだ。

今回発表された「InkCase i7 Plus」は、昨年発売されたiPhone 7用のケース「Oaxis InkCase i7 Plus」のiPhone Plus版。iPhone 7用ケースのE-インクスクリーンは4.3インチサイズだったが、iPhone 7 Plus用では5.2インチと大画面化されており、より読書が楽になっている。

開発元のOaxisは現在、クラウドファンディングサイトkickstarterで、「InkCase i7 Plus」の世界的なプロモーションを兼ねたキャンペーンを実施している。本稿執筆時点では、137ドルの出資と14ドルの送料で「Oaxis InkCase i7 Plus」を入手可能だ。出荷は2017年8月に予定されている。

さて、OaxisによればiPhone 7向けのケース「InkCase i7」は、発売当時日本からの発注が約20%を占めていたという。これを踏まえて、Oaxisでは今後日本語対応をより進めたいと昨年10月の時点では語っていた。

とはいえ現時点ではまだ、InkCaseは万人におススメできるデバイスとはなっていない。「InkCase i7」は、買ったものの使い方がわからないという人がかなり多かったそうだ。また日本メーカーの製品とは異なり、一定数の不良品が含まれている。ハズレを引いた場合の交換の手続きが面倒という人は多いだろう。

さらに、電子書籍リーダーとして利用する場合、書籍を入手して利用可能なファイル形式に変換するといったひと手間が必要となる。これらを面倒と思わずに、むしろ楽しそうと思える人にのみ、InkCaseをおススメしたい。

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