ちょー便利! ロジクールのマウス新製品が備える「FLOW」 - WindowsもMacも1台のマウス/キーボードで操る

ちょー便利! ロジクールのマウス新製品が備える「FLOW」 - WindowsもMacも1台のマウス/キーボードで操る

画像提供:マイナビニュース

●複数のPC間でシームレスなマウス体験が可能なFLOW機能
○複数のPC間でシームレスなマウス体験が可能なFLOW機能

ロジクールは6月1日、新機能「FLOW」に対応したマウスとして、「MX MASTER 2S」「MX ANYWARE 2S」「M585」「M590」を発表した。プレミアムシリーズのMX MASTER 2SとMX ANYWARE 2Sは6月15日から発売し、参考価格(税別)は前者が12,880円、後者が10,130円。M585とM590は6月22日から発売し、参考価格(税別)はM585が3,500円、M590が3,750円。

メディア向けの事前説明会では、ロジクールの榊山氏がポイントを紹介。ロジクールのマウスは、「お客様へのフォーカス」「デザイン中心」「研究開発」という3点を重視しているそうだ。今回、現在のツートップ製品である「MX Master」「MX Anyware」を、一気にアップデートする。

新製品のポイントは、デザイン、テクノロジー、ソフトウェアだ。デザインはMXシリーズ初の3色展開、テクノロジー要素は自動スピードコントロールによる高速スクロール、センサーの省電力化(フル充電で70日駆動、3分充電で8時間駆動)などだ。新たに採用したセンサーは、透明ガラスの上からでも正確なトラッキングが行える。

ここで、Paolo氏にバトンタッチ。

●イノベーションはソフトウェアにある
進化ポイントのソフトウェアでは、マウスとキーボード向けソフトウェア「Logicool Options」に、「FLOW」という新機能が加わった。FLOWを簡単にいうと、1台の対応マウス/キーボードで、2台または3台のPCを操作できる機能だ。ネットワークを使って通信するため、物理的なマウス/キーボード切替器のような接続は不要。対応環境は、Windows 7以降、macOS 10.10以降だ。コントロールできるPCの台数は、MXシリーズは最大3台、M585/590は2台となる。

デモンストレーションも披露された。macとWindows 7という別々のノートPCを、1台のMX MASTER 2SとK370(キーボード)で操作する。macとWindows 7マシンは同一ネットワークにつながっており、両方の画面上をマウスカーソルが行き来。まるでデュアルモニタのようだ。マウスカーソルが画面をまたぐと、キーボード入力を受け付けるマシンも入れ替わる。

マウスカーソルとキーボード入力だけでなく、マシンをまたぐコピー&ペーストも可能だ。しかも、単純な文字列だけでなく、画像やファイルのコピペにも対応している。日ごろから複数台のPCを使う人にとって、画期的ともいえるユーザーエクスペリエンスを実現する。

ちなみに、「Microsoft Garage Mouse without Borders」というソフトが似たような機能を実現するが、FLOWの利点はmac対応である点や、マウス/キーボードの接続先(操作するマシン)を切り替えるため、よりダイレクトな操作感が得られる点だ。Paolo氏によれば、現在の北米市場では、デスクトップPCを利用しているユーザーの9%がマルチPC環境ということなので、市場規模もそれなりにありそうだ。

FLOW機能は、同じく新製品のM585とM590でも使える(コントロール可能なPCは最大2台)。また、既存モデルのM720 TriathlonもFLOW機能に対応し、FLOW機能への本気度が伝わってくる。

●高品質なFLOW対応キーボードを強く強く望む!
○デスクトップ向けの高品質なFLOW対応キーボードを!

個人的には、FLOW機能に対応した製品は即買いしてもいいくらいだ。発表会や展示会、講演会などでの作業にはノートPCを使うが、原稿の仕上げは自宅のデスクトップPCで行うことが多いため、取材メモや画像、音声のファイルコピーが必ず発生する。これまでは、共有フォルダでファイルをコピーしたり、USBメモリを使ったりしていたが、FLOWなら今どちらのPCを使っているかを気にしなくて済む。

ただ、筆者が本気で環境構築しようとすると、キーボードで困る。

現時点でFLOWに対応するロジクール製のキーボードは、モバイルキーボードに近いラインナップ(K370s/K375s/K380/K780)だ。「キーボードのMXシリーズ」に相当するようなものがない。キーボードのフィーリングは人それぞれだが、長時間の入力作業にはどうしても好きなキーボードを使いたいのだ。

ロジクールが誇る「ROMER-Gメカニカルキースイッチ」を使い、UnifingとBloutoothの両対応、できればUSBの有線接続にも対応したFLOW対応キーボードがほしい! 登場するとしたら、それはマウスにおける「MX MASTER」のような製品になるといえるだろう。「その時のPCライフを進化させてきた最高峰のマウス」というロジクールの自信は理解できるし、だからこそ最高峰となるFLOW対応キーボードを強く望むのだ。

繰り返しになるが、今回の新しいマウス(4製品)は、マルチPC・マルチモニタ環境のユーザーにとって、FLOWという画期的な機能を持っている。特にMXシリーズは、電池の持ちもよくなり、カラバリも広がった。可能なら、カラバリと高速スクロールホイールは、店頭で見たいところだ。MX MASTERは大振りなので、女性はMX ANYWHEREのほうがいいかもしれない。
(小林哲雄)

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