90秒でわかるWWDC17 - ついに出た! 10.5型iPad ProからSiri搭載スピーカー「HomePod」まで一挙紹介

90秒でわかるWWDC17 - ついに出た! 10.5型iPad ProからSiri搭載スピーカー「HomePod」まで一挙紹介

画像提供:マイナビニュース

米国時間6月5日10時、日本時間で6月6日午前2時から開催された、Appleの開発者向けイベント「WWDC17」基調講演は、ソフトウェア、ハードウェアともに濃密な発表となった。内容は例年よりも開発者向けの印象が強かったものの、ソフトウェアではtvOS、watchOS、macOS、iOSのアップデート、そしてハードウェアではiMacとiPad Proの新製品、そしてSiri搭載のApple製スピーカー「HomePod」と、今後発売が気になる製品が数多く登場している。

盛りだくさんとはなるが、早速、今回登場した主なプロダクトをチェックしていこう。

○tvOS

ジャンル:アプリ
価格:無料
提供時期:2017年秋(開発向けプレビューは6日から)

Amazonプライム・ビデオがtvOS向けに登場、プライム・ビデオがApple TVで見られるようになった。

○watchOS 4

ジャンル:アプリ
価格:無料
提供時期:2017年秋(開発向けプレビューは6日から)

Apple Watch向けOS「watchOS」がアップデート。Siriの文字盤が登場し、予定やリマインダなどを随時更新しながら表示できるように。アクティビティでは個人の活動分析機能が向上、ワークアプトアプリではワンタップ起動に対応。また、水泳での記録情報が広がり、トレーニングマシンとのペアリングが実現した。Apple Musicのプレイリストも自動同期。

○MacOS

ジャンル:アプリ
価格:無料
提供時期:2017年秋(開発向けプレビューは6日から)

次期名称がmacOS High Sierraに。SafariではWebページを開いた際の動画の自動再生ブロック機能を搭載。プライバシー保護も強化し、標準で閲覧・購入履歴のトラッキングを回避する。写真アプリや動画アプリの機能向上。また、Apple File System(APFS)が標準で採用される。

そして新しいグラフィックスAPI「Metal 2」が発表。VR対応として「Metal for VR」も発表され、開発者向けのVR開発環境キット(Thunderbolt 3インタフェースのRadeon RX 580搭載グラフィックスボックス)の提供も明かされた。

アップデート対応は2010年以降のMacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、Mac Pro、2009年後半以降のMacBookおよびiMac。

○iMac

ジャンル:PC
価格(税別):21.5インチiMacが120,800円〜Retina 5Kディスプレイ27インチiMacが198,800円〜
提供時期:2017年6月9日

iOS 11紹介の前に、一体型パソコン「iMac」新製品が登場。Kaby Lakeこと第7世代Intel Coreを搭載し、グラフィックスも新世代へ。メモリ容量やストレージ速度、インタフェースも強化された。Retina 4K 21.5インチiMacで価格改定(値下げ)。

○MacBook Pro

ジャンル:PC
価格(税別):標準13インチが142,800円〜Touch Barあり13インチが198,800円〜Touch BarとTouch IDあり15インチが258,800円〜
提供時期:2017年6月9日

プロセッサを最新のKaby Lake世代へ刷新。13インチMacBook Proで価格改定(値下げ)。ちなみにAppleのWebサイトでは、12インチの新しいMacBookも"New"ステイタスとなっており、Kaby Lake世代プロセッサが採用されている。

○iMac Pro

ジャンル:PC
価格(税別):4,999ドル〜
提供時期:2017年12月

「これまでのiMacでもっともパワフル」かつ、「これまでのMacの中でも最高」と紹介された、新しいiMac。カラーはスペースグレイ。

最大でIntelのサーバ向け高性能プロセッサ、Xeonの18コアを、グラフィックスにAMDの最新世代グラフィックス「Radeon Pro Vega」を搭載可能に。エアフローはデュアルファンで冷却効率を80%向上。ほか、メモリ最大128GB、ストレージ最大4TB SSD、GigabitイーサネットやUHS-II対応SDカードスロット、Thunderbolt 3ポート×4基など、ハイエンドを極めた感がある製品になっている。

○iOS 11

ジャンル:アプリ
価格:無料
提供時期:2017年秋(開発向けプレビューは6日から)

次期iOSこと「iOS 11」も大幅アップデート。最も大きなトピックは、Apple Payが(メッセンジャーアプリなど経由で)個人間での送金に対応したこと。このほか、Siriに翻訳機能(ベータ版)が搭載され、英語から中国語、フランス語、ドイツ後、イタリア語、スペイン語への翻訳が可能に。

ユーザーの行動パターンを分析し、次に使うアプリをサジェストする機能も備えた。ほか、カメラアプリ・地図アプリの改善、AR開発アプリの提供などが発表。AirPlay 2は複数スピーカーとの連携に対応した。App Storeのデザインも一新して6日からスタート。

○10.5インチiPad Pro

ジャンル:タブレット
価格(税別):64GBが69,800円 / 256GB版が80,800円 / 512GB版が102,800円(いずれもWi-Fi版)
提供時期:2017年6月14日(6日予約開始)

噂が絶えなかった10.5インチのiPad Proがついに登場。本体サイズは9.7インチとほぼ同等ながら画面サイズを拡大。解像度は2,224×1,668ピクセルのRetinaで、120Hzの高速リフレッシュレートとなった。プロセッサは6コアのA10X Fusionで、バッテリ駆動時間は10時間。iPad ProではiOS 11にて、アプリ間のドラッグ&ドロップが行える。ほか、Apple Pencilで手書きができる対応ファイルが拡大。

10.5インチの登場にともない、iPad Proのラインナップから9.7インチモデルが消えている。

○HomePod

ジャンル:スピーカー
価格(税別):349ドル
提供時期:2017年12月(米国、英国、オーストラリア)

最後に登場したのは、Siri搭載のスマートスピーカー。「モバイルの音楽に革命を起こしたように、家庭の音楽にも革命を」とアピールされた、Appleデザインの家庭向けのスピーカーだ。

7方向のツイーター、4インチのウーファーを内蔵し、家全体に響く音量で鳴らせるという。加えて「設置場所を認識し自動で最適な音響に調整する」や、6つのマイクを搭載し「Hey,Siriの呼びかけで、声をかけられた方向へ指向的に音楽を再生する」といった、Intelligence機能も備える。ニュースや天気情報を流すことも可能。カラーは白とスペースグレイの2色。
(村田奏子)

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