AMD Ryzenで攻めるデル - 挑戦的なデスクトップPCを3シリーズ発表

AMD Ryzenで攻めるデル - 挑戦的なデスクトップPCを3シリーズ発表

画像提供:マイナビニュース

●コンシューマー市場の活性化を
○コンシューマー市場の活性化を

デルは6月9日、コンシューマー向けPCの3製品を発表し、同日から販売を開始した。新モデルは、いわゆる液晶一体型のオールインワンPC「NEW Inspiron 27 7000 フレームレスデスクトップ」と「NEW Inspiron 24 5000 フレームレスデスクトップ」、そしてゲーミングデスクトップ「NEW Inspiron ゲーミングデスクトップ」だ。スペックなど概要に関しては、別記事の「デル、COMPUTEX発表の27型/23.8型オールインワンデスクトップを国内発売」、「デル、Inspironシリーズのセパレート型ゲーミングデスクトップPC」を参照していただき、ここでは発表会の模様をお伝えする。

今回「フレームレスデスクトップ」という表記にしたのは、従来のような「オールインワンPC」だと、光学ドライブやTVチューナーの搭載を期待されることがあるという理由に加えて(今回の新モデルはどちらも非搭載)、大きな特徴が狭額縁「Infinity Edge」であるから。

デルのゲーミングPCといえば「Alienware」だが、「Inspironゲーミング」とは住み分けされている。プロフェッショナルユーザーにはハイエンドのAlienware、相応のゲームスキルはあるがプロフェッショナルではない層にはInspironゲーミングという位置付けだ。

また、日本でも盛り上がりつつあるeスポーツに関しては、個人選手に対するスポンサードなど、いくつかの施策を検討しているとのこと。今後、大会の選手ユニフォームにDELLロゴを見る日も近そうだ。

デルにおいて、世界のコンシューマービジネスを統括しているRaymond Wah(レイモンド・ワー)氏は、現在のPCビジネスの現状と新製品について解説。PCビジネスの縮小が叫ばれる中、2017年1月にDELLは世界で960万台のPCを出荷し、前年比6.2%増と非常に好調だ。成長の原動力として、年間45億ドルの研究開発投資を行い、優れたイノベーティブな製品を顧客に提供していることを挙げた。

●AMD RyzenでデスクトップPCのイノベーションを
○AMD Ryzenによるマルチコア化でデスクトップのイノベーションを

デスクトップPCやノートPC+大画面液晶で仕事をしている人は多く、デスクトップPCの市場はまだまだ重要ということで、今回はここにフォーカスした製品を投入。これまで、デスクトップPCに搭載するCPUのコア数は最大4コアだったが(ワークステーションを除く)、AMDからマルチコア、マルチスレッドのプロセッサ・ロードマップを見せられ、その採用によってデスクトップPCにイノベーションを起こしたという。

また、PC業界の新しいトレンドとして、eスポーツを中心としたゲーム市場と、VRを挙げた。PCゲーム市場は毎年20億ドルずつ成長しており、VR市場は2020年までにアクティブユーザーが2億人を突破するという予測がある。どちらの領域に関しても、デスクトップPCのパフォーマンスが重要になるとも。

NEW Inspiron ゲーミングデスクトップは、ゲーマーが気にするという搭載コンポーネント、つまり、冷却能力と方式、セルフアップグレードの3点を重視して設計。CPUはAMD Ryzen、冷却は水冷オプションを用意する。ケースの開口部を大きく取り、冷却能力とともに、SenseMi XFRによるゲーム中のオーバークロックにも配慮している。グラフィックに関しては、AMD RadeonモデルとNVIDIA GeForceモデルの両方を用意した。

最後に、7月10日まで行われる「夏のボーナスキャンペーン」について。直販サイトの割引キャンペーン(期間限定)と、メールマガジン登録者から2名にXPS 13をプレゼントするという内容だ。
(小林哲雄)

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