Windows 10ミニTips (192) スタートメニューのタイルデータベースをリセットする

Windows 10ミニTips (192) スタートメニューのタイルデータベースをリセットする

画像提供:マイナビニュース

○スタートメニューは開くものの、ピン留めしたタイルはすべてなくなる

前回紹介したように、Windows 10のスタートメニューは「Tile Data model server」サービスが管理し、生成したデータベースを元に各タイルのピン留め状態を維持している。スタートメニューを構成するタイルデータベースをリセットすることで、スタートメニューが開かないといった問題を解決する方法も覚えておくとよいだろう。

Windows 10 バージョン1511からは、タイルデータベースをリセットする「Microsoft Tile Data Layer Reset Tool(tdlrecover.exe)」が用意されるようになった。こちらのコマンドを使うと、レイアウトのリセットやキャッシュをクリアすることが可能だ。

動作を「Process Monitor」で追いかけてみると、データベースファイルの存在は確認できなかったものの、「%LOCALAPPDATA%\Microsoft\Windows\Shell\DefaultLayouts.xml」などを参照し、UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションの再登録などが行われていた。

なお、Windows 10はスタートメニューのレイアウトを「LayoutModification.xml」ファイルを用いて、事前にカスタマイズすることが可能だ。動作検証中は同ファイルへのアクセスも確認できたが、一般的な環境では用意されていない。そのため、コマンド実行後はピン留めしたタイルがすべてなくなり、簡素なスタートメニューが現れる。

スタートメニューにタイルをピン留めしている場合、最初からやり直しだ。Windows 10をインストールしたときの、デフォルトのピン留めタイルも消える。よって通常は、前回取り上げたトラブルシューティングツールを使用し、今回のTipsはスタートメニューが開かなくなった際の最終手段として利用して欲しい。

阿久津良和(Cactus)
(阿久津良和)