AMD、Vega世代のGPUを搭載した機械学習向けの「Radeon Instinct MI25」

AMD、Vega世代のGPUを搭載した機械学習向けの「Radeon Instinct MI25」

画像提供:マイナビニュース

AMDはこのほど、深層学習(ディープラーニング)とHPCソリューションに向けたGPUアクセラレーター「Radeon Instinct」シリーズを正式発表した。「Radeon Instinct MI25」「Radeon Instinct MI8」「Radeon Instinct MI6」の3モデルをそろえ、最上位の「Radeon Instinct MI25」では最新のVegaアーキテクチャを採用する。いずれも2017年第3四半期にパートナーへ向けて出荷するという。

「Radeon Instinct」シリーズは、2016年12月に公開された製品。機械学習などに向けたオープンソースのライブラリであるMIOpen(Machine Learning Open)や深層学習(ディープラーニング)に最適化したフレームワークとなるROCm(Radeon Open Compute platform)と組み合わせることで、より高度な機械学習ソリューションを構築できるとしている。

最上位モデル「Radeon Instinct MI25」は、AMDの次世代GPUアーキテクチャである"Vega"を採用。深層学習のトレーニング用や、大規模データセットによる並列アプリケーションに最適なソリューションだという。64基のCompute Units(4,096 Stream Processors)に加えて、第2世代のHBMを16GB搭載し、単精度浮動小数点演算(FP32)で12.3TFLOPS、半精度浮動小数点演算(FP16)で24.6TFLOPSの演算性能を実現する。TDPは300W。

「Radeon Instinct MI8」は、"Fiji"アーキテクチャベースとした製品で、ショート基板と175WのTDPが特徴となる。推論用のアクセラレータとしてだけでなく、省スペースのHPCシステムの構築にも好適という。CU数は64基、第1世代のHBMを4GB搭載する。演算性能はFP32/FP16ともに8.2TFLOPS。

エントリーモデルとなる「Radeon Instinct MI6」は、"Polaris"アーキテクチャベースのGPUを採用する。こちらも推論用のアクセラレータあるいは、HPCシステム向けという。CU数は64基、16GBのGDDR5メモリを搭載する。演算性能はFP32/FP16ともに5.7TFLOPS。

なお、MIOpenとROCmに関しては、6月29日の公開を予定する。

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