Firefox 55新機能、テスト中の「スクリーンショット」を自己責任で試してみる

Firefox 55新機能、テスト中の「スクリーンショット」を自己責任で試してみる

画像提供:マイナビニュース

●about:configでスクリーンショットを有効に
Firefox 55のレビュー記事で紹介したように、Firefox 55にはいくつかの新機能が追加された。その1つにスクリーンショットがある。しかし、A/Bテスト(異なる実装がリリースされ、動作を検討する仕組み)を実施中で、ほとんどのユーザーが利用できないと思われる。しかし、about:configを設定することで、利用できるようになる(あくまで自己責任となるが)。本稿では、その方法を紹介し、新機能を試してみたい。また、最後にNightly版も紹介する。

○about:configでスクリーンショットを有効に

まずは、アドレスバーに「about:config」と入力する。警告画面となるが、[危険性を承知の上で使用する]ボタンをクリックし進める。検索ボックスに「extensions.screenshots」と入力する。すると、次の2項目が表示される。

extensions.screenshots.disabled
extensions.screenshots.system-disabled

後者のextensions.screenshots.system-disabledがtrueになっているが、項目をダブルクリックして、falesに変更する(前者もtrueであったら、falesに変更)。

すると、ツールバーにスクリーンショットのボタンが現れ、使用可能になる。初回起動時は、ガイダンスが表示される。

●スクリーンショットを使ってみる
○スクリーンショットを使ってみる

実際にスクリーンショットを起動すると画面が暗くなり、ページ内の要素をクリックで選択可能となる。

選択された要素から、さらにポインタ(白丸)をドラッグして、矩形領域を変型させることができる。

下の3つのボタンで、その後のアクションを選ぶ。キャンセル、ローカルに保存、クラウド上に保存の3つである。クラウド上の保存を行うと、図5のようになる。

場所は、https://screenshots.firefox.com/以下となる。保存期間は、デフォルトで14日間である。同時に、URLがコピーされる(Ctrl+Vで再利用可能)。さらに、自分のショットを表示すると図6のようになる。

このページをブックマークすれば、いつでも保存した画像を表示できる。さらに、図5で[14日以内に期限切れ]をクリックすると、保存期間などを設定できる。

クラウドに保存した画像であるが、SNSでの共有やURLの共有もできる。

このスクリーンショットの目的は非常にシンプルで、キャプチャー画面の共有である。ただ、それだけであるが、とりあえずの目的は達成されているだろう。アドオンなどでも類似の機能を達成できるであろう。しかし、アドオンの仕様が変更になるなか、ちょっと便利に使える機能といえるだろう。

●Nightly版もバージョン57に
○Nightly版もバージョン57に

Firefoxにはいくつかのリリースチャンネルがあるが、Nightlyはもっとも早期のリリースとなる。したがって、テスト的意味合いが強く、普段の利用には向いてはいない。バージョンアップも日々行われることもある。正式版のバージョン55がリリースされたタイミングで、Nightlyも57がリリースされた。

すでに本誌でも紹介してきたが、バージョン57では大きな変更がある。その変更をいち早く試してみたいという目的には、こちらも自己責任になるが、試す価値はあるだろう。特にアドオン関連は、これまでのアドオンが利用できなくなる。その確認などもしたいところだ。

また、試すにあたって注意したいことがある。バージョン57では、プロファイルが変更になり、57以降を起動した場合、以前のFirefoxに戻すことはできない。従来の環境にインストールするのは避けるべきである。オススメなのは、VMwareなどの仮想環境を利用する方法である。このあたりは、十分に注意を払って進めてほしい。
さて、Nightly版のダウンロードであるが、こちらから行う。

インストールは、正式版と変わることはない。アドオンマネージャーで、アドオンを検索したのが、図11である。

見てのように、バージョン57に対応しないアドオンは、グレーアウトしている。今回、以前のバージョンのFirefoxに旧式のアドオンをインストールし、57にアップデートすると、旧式の拡張機能にまとめられ、無効化されている。

[代わりのアドオンを探す]で候補を表示できるが、多くを期待するのは難しいだろう。正式版のリリース予定の11月までは、まだ余裕があるが、このように57での動作を確認したいというのであれば、Nightlyを使ってみてほしい。ただし、上述したように、日替わりで仕様も変更となる。その仕様が正式版にまで実装されない可能性もある。こういったあたりにも注意が必要となる。
(c-bou)