中国・四川省からゲームショウ視察団が来日、日本のゲーム会社ガルボアと交流会

中国・四川省からゲームショウ視察団が来日、日本のゲーム会社ガルボアと交流会

中国・四川省の政府関係者やゲーム開発会社からなる東京ゲームショウ視察団

 中国・四川省から東京ゲームショウ視察に訪れた視察団は9月14日、東京・高田馬場のゲーム開発会社ガルボアの関連施設を訪れ、日中両国のゲーム開発市場についての交流会を開いた。視察団は四川省・商務局の謝劼 監査役、成都サービス・アウトソーシング産業協会の朱彦蓉 主管を筆頭に、主要ゲーム開発会社10社からなる総勢22名。VRのゲームへの活用など、開発市場の今後について、熱心な意見交換が行われた。
 ガルボアは2014年と2015年の2回、中国・四川省の大学生を対象にした、スマートフォン(スマホ)向けゲームの企画や開発の腕を競う「GaLboa(ガルボア)杯」を開催した実績があり、この関連で交流会を開いたもの。2016年は、GaLboa杯は一旦休止するが、開発対象をゲーム以外にも広げ、2017年以降に新たな形でのコンテスト開催を検討している。
 交流会で四川省・商務局の謝劼 監査役は「四川省は文化の輸出に熱心に取り組んでいる。中でもゲームの関心が高い。四川省全体ではゲーム開発会社が400社以上あり、1万5000人の従業員が働き、過去5年間で計85作品を海外に輸出してきた。これまで、GaLboa杯を通じて、10名以上の大学生の作品が市場に流通することになった。今後もより深い連係を期待している」と語った。
 成都サービス・アウトソーシング産業協会の朱彦蓉 主管は「四川省のゲーム開発会社は、国内市場はもとより海外市場を目指し、海外進出を加速する企業が増えている。ガルボアを筆頭としたパートナーを開発も進めていきたい」と語った。
 またガルボアの中村文彦 専務執行役員は「過去2回開催したGaLboa杯では、集まった優秀な作品について、ガルボアが投資して四川省・成都のゲーム会社に発注しゲーム商品としてリリースするという事業を行ってきた。例えば2014年のGaLboa杯では、まず37作品を商品化候補に選出。作者に面談しながら作品を絞り込み、最終的には11作品を市場にリリースした。2016年はコンテストが開催できず残念だが、新たな形での開催を模索していきたい」と語った。

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