【CEATEC2016】世界初の全自動衣類折りたたみ機、将来的には洗濯乾燥機との融合も

【CEATEC2016】世界初の全自動衣類折りたたみ機、将来的には洗濯乾燥機との融合も

全自動衣類折りたたみ機「laundroid 1」

 千葉・幕張メッセで10月4日から7日まで開催していたCPS/IoTの総合展「CEATEC JAPAN 2016」で、多くの来場者の注目を集めたのは世界初の全自動衣類折りたたみ機「laundroid 1−ランドロイドワン−」だ。 洗濯も乾燥も全自動が可能になった今、まだ手のかかる家事の一つが、洗濯し終わった衣類の片付けだ。「laundroid 1」は、画像解析、人工知能AI、ロボティクスの三つの技術を融合させ、衣類をたたむ作業を自動化。学習機能により、たためばたたむほど全自動衣類たたみ機として成長するという。
 内部構造は明らかにされていないが、本体の上部にアームを備え、ここで衣類を識別、たたみ、中央部の棚にアイテムや持ち主ごとに衣類を分類する仕組みのようだ。
 「CEATEC JAPAN 2016」の会場では、「laundroid 1」の試作機を使ったデモンストレーションを実施した。乾いた衣類を下部の引き出しに投入すると、内部のアームが衣類をつまんで広げ、画像解析で衣類のタイプを識別。シャツやタオルなど衣類のタイプに合わせて適切にたたむ。
 アームで衣類をつまんで広げるが、柔らかい衣類はたわんでしまうため、形状の識別が非常に難しいという。そのため、データベースを蓄積することで精度を高めていく。また、あらかじめ衣類を設定しておけばアイテムや持ち主ごとに仕分けることができる。
 デモンストレーションでは3台の試作機を使って、Tシャツをたたんでみせたほか、Tシャツとタオルと形状が異なる衣類の仕分け、赤いTシャツと青いTシャツというあらかじめ登録してある持ち主別の仕分けを披露した。衣類1枚につき、約5分ほどかかったが、製品化の時点ではさらなるスピードアップを図る予定だ。
●2017年3月からベータ版製品の予約販売をスタート
 2005年から独自に衣類折りたたみ技術の開発を進めていたセブンドリーマーズと、パナソニック、大和ハウス工業の三社。2016年4月に三社の合弁会社・セブン・ドリーマーズ・ランドロイドを設立し、「laundroid」の開発を進めてきた。
 セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズの阪根 信一代表取締役社長は「部品などを小型化し、薄くするなど本体サイズを小型化する。将来的には洗濯機と乾燥機を搭載した一体型モデルを商品化したい」と話した。ハードウェアとしては完成しているが、ソフトウェアに関しては開発・更新を続けるベータ版製品の予約販売は2017年3月からスタートする。価格は未定。

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