アナログ人気が後押し、オーディオテクニカのホームユース新製品

アナログ人気が後押し、オーディオテクニカのホームユース新製品

アナログカテゴリから多数の新製品を発表

 オーディオテクニカは、2016年冬の新製品として、「ホームユース」と「ポータブルユース」の2軸からなる製品群を発表。ホームユースとしては、7年振りのリニューアルとなるターンテーブル2機種やVMカートリッジ12機種を11月18日から順次発売する。
・海外でも支持拡大、オーディオテクニカの松下社長が成果を報告
 7年振りのリニューアルとなるターンテーブルは、ダイレクトドライブ方式を採用する「AT-LP5」とレコード音源を簡単にデジタル化することができる「AT-PL300USBII」の2機種。機能性のブラッシュアップに加えて、設置性を考慮し、主張しすぎないコンパクトでシンプルなデザインに仕上げた。
 価格はオープンで、税別実勢価格は「AT-LP5」は5万円前後、「AT-PL300USBII」が2万円前後の見込み。
 カートリッジの新製品は、7種類の針と3種類のボディの組み合わせからなる9機種とヘッドシェルモデル3機種の計12機種。カートリッジを取り替えることで、多彩な音の変化を楽しんでほしいという願いから、異例のラインアップ数となった。カートリッジはデュアルムービングマグネットを採用するVM型で、音がしっかり分離しているのが特徴だ。今回、コイルを根本から見直すことで、高い解像度と中低域のボリューム向上を両立させた。
 価格はオープンで、実勢価格は税別で1万4500円〜8万円前後の見込み。
 ホームユースで充実したラインアップを揃えた背景には、アナログレコード人気の世界的な高まりがある。広報宣伝課の松永貴之マネージャーは「国際レコード産業連盟によると、2007年を境にアナログレコードの売上げは右肩上がりで成長している」と市場動向を紹介した。
 日本は上位のアメリカ・ドイツ・イギリスと数字の開きはあるものの、世界第4位の規模で、需要は十分にあるとみる。創業50年以上を誇る老舗ブランドの技術の蓄積が、復権しつつあるアナログ分野で大きなアドバンテージになりそうだ。(BCN・大蔵 大輔)

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