ほぼタイヤサイズに折り畳める電動アシスト自転車「VELLO BIKE+」登場!…充電不要で利用できる!

ほぼタイヤサイズに折り畳める電動アシスト自転車「VELLO BIKE+」登場!…充電不要で利用できる!

ほぼタイヤサイズになる電動アシスト自転車「VELLO BIKE+」

2014年に発表され、1秒で折り畳める自転車として話題になった「VELLO Bike」シリーズ。その「VELLO Bike」シリーズに、電動アシスト付きのモデル「VELLO BIKE+」が追加されると発表された。

「VELLO BIKE+」の特徴は2つ。従来のモデルよりもさらに小さく折り畳め、タイヤ+αのサイズにまでコンパクトにできる点。そして電動アシストなのにほぼ充電不要である点だ。

Vello Bikeの製造する自転車は、折り畳み機構にマグネットを採用している。これにより、まるで自転車のスタンドを立てるようにリアハブをひと蹴りするだけで、自転車を簡単に折り畳みできる。

今回発表された「VELLO BIKE+」では、新たな折り畳み機構の開発により、自転車をさらに小さく折り畳めるようにした。折り畳んだ際のサイズは幅72x高さ53x厚さ23センチ。さすがに1秒で折り畳むことはできなくなってしまったが、クルマのトランクに入れたり、オフィスのデスク下に収納するのはより簡単になった。大きめのスーツケースにさえ、収納することができるという。

従来のモデル同様、折り畳んだ状態でも、簡単に持ち運べる。これは、一般的な折り畳み自転車と比較した際の、大きなアドバンテージと言えるだろう。

“ほぼ充電不要”を実現したのは、最近発表された電動アシスト自転車に多く採用されている「動的エネルギー回生システム(kinetic energy recovery system:KERS)」搭載のリアハブモーター。このモーターには、バッテリー、回生ブレーキ、ハイブリッドセンサー、Bluetooth経由のスマートフォン接続機能がすべて内蔵されており、このうち回生ブレーキは利用者がブレーキをかけているとき、坂道を下っているとき、平地を高速で走行しているときなどに、ホイールの回転を利用してバッテリーを充電。外部電源からの充電を不要にした。

センサーは、自転車の状況を検知。デフォルトでは、モーターアシストを漕ぎだしや登坂などに限定し、バッテリー消費を抑えている。

「VELLO BIKE+」の重量は最も重いモデルで12キロ、もっとも軽いモデルでは9.9キロでしかない。平地の走行では、アシストはほとんど不要だろう。

スマートフォン接続機能は、アプリを使用したアシスト機能の設定で使用される。疲れ切った仕事の帰り道では、アプリを使ってアシスト量を増やすことが可能だ。ただし、その場合、バッテリーを外部電源から充電する必要がでてくる。

さて、電動アシスト自転車は、欧米ではもはや特別なものではなくなっているようだ。クルマの世界では外観が同じで、ガソリン車、ディーゼル車、ハイブリッド車が選べるものが増えているが、それと同じように、自転車でも同じ外観を持つモデルであっても、電動アシスト付きと付かないものから選べるようになりつつある。

この状況を支えているのが、「KERS」搭載のモーターを販売する企業の存在と言って良いだろう。自転車メーカーは自転車を開発した後、リアホイールにモーター開発企業から仕入れたモーターを取り付けるだけで、その自転車の電動アシスト版を製造可能になった。電動アシスト自転車専用フレームを開発する必要はないし、電源供給ケーブルやメーター用ケーブルの取り回しに頭を抱える必要もない。アパート・マンションに住んでいる利用者の利便性を考え、バッテリーを取り外して部屋で充電できるようにしたり、充電器をより小型でデザインの良いものにしたりといった工夫さえも不要なのだ。そういったことは、すべてハブモーターがやってくれる。

この流れは、電動アシスト自転車の価格下落も招きつつある。自転車は電動アシストが当然という日が来るのは、それほど遠くないのかもしれない。

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