ご近所にいる?「林檎さん」「竹ノ子さん」―日本のめずらしい名字まとめ

珍しい名字に林檎や竹ノ子

ご近所にいる?「林檎さん」「竹ノ子さん」―日本のめずらしい名字まとめ

ご近所にいる?「林檎さん」「竹ノ子さん」―日本のめずらしい名字まとめ

リンゴの盛り合わせ写真

9月19日は名字(苗字)の日。ということで、人名に関連したiPhone向けアプリケーションを数多く開発しているリクルーティングスタジオが、日本の珍しい名字を紹介している。

全国各地で使っている名字の読み方や由来を調べられるアプリ「名字由来.net」のデータベースと、電話帳を組み合わせ、実世帯が確認できる名字を分析。「一般名詞」として使う機会の多そうな珍しい名字を30個選んでいる。

例えば、地名(ちめい)さんは全国に10人程度しかいない珍しい名字。中世の時代に所有者の名前を冠した名田(みょうでん)を語源としている。

また林檎(りんご)さんはおよそ20人程度しかいない名字で、福島県、宮城県、岩手県、青森県を含む四県の太平洋側にあたる「陸奥」地方が発祥。岩手県九戸郡洋野町に集中している。ほかに食べ物の名前で言うと竹ノ子(たけのこ)さんなどもあり、こちらはおよそ120人いるそう。

ほかにも樵(きこり)さん(40人程度)、狼(おおかみ)さん(100人程度)といった童話のようなものから、田舎(いなか)さん(90人程度)、煙草(たばこ)さん(110人程度)、温泉(おんせん)さん(130人程度)、黒板(こくばん)さん(150人程度)など、身近なものまであり、日本の名字の多様さがうかがえる。

現代では当たり前のように公の場で使える名字だが、名字帯刀という言葉があるように、江戸時代までは貴族や武士など一部の特権だった。1870年9月19日に時の明治政府が出した「平民苗字許可令」をきっかけに、ようやく平民も広く名字を使えるようになった。ところが、あまり普及しなかったために1875年2月13日にはあらためて「平民苗字必称義務令」が出て、権利から義務になった、という経緯がある。そのため9月19日と2月13日がどちらも「名字の日」として知られている。

リクルーティングスタジオによると、日本は世界第3位の名字大国。30万種類の名字が存在しているのだそう。

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