「燃料電池船」実用化へ、試験を開始―東芝製の電池を搭載

「燃料電池船」実用化へ、試験を開始―東芝製の電池を搭載

燃料電池船「らいちょうN」の外観写真

水素で走る「燃料電池車」に続き、水素で航行する「燃料電池船」の実用化にむけた研究が進んでいる。東京海洋大学と野村不動産グループのNREG東芝不動産が実船を使った試験を10月上旬に始めた。

東京海洋大は2010年から電池推進船「らいちょう」シリーズ3隻を建造しているが、今回そのうち「らいちょうN」に東芝製の水素燃料電池を追加搭載し、新たに航行の認可も受けた。

らいちょうNは長さ12.6m、総トン数9.1トンのアルミ製船体で、満載時最大速力は11ノット。合計7kWの燃料電池と、145kWhのリチウムイオン電池、90kWの推進用モーターを搭載する。

試験の成果は国土交通省が推進している燃料電池船の安全ガイドライン策定に生かし、2020年には燃料電池船の実運用を目指す。

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