「なぜかシステムエンジニアに好評なTシャツ」―いったいどんな柄?

「なぜかシステムエンジニアに好評なTシャツ」―いったいどんな柄?

なにもしてないのにこわれました

「なぜか分からないが、システムエンジニアに好評」というTシャツが話題を呼んでいる。Tシャツ工房「ekot(イコ)」の手掛けた商品だ。

Tシャツはシンプルなデザイン。ノートPCを前にまるまっこくかわいらしいキャラクターが手をあげ「なにもしてないのにこわれました」と訴えている。ekotの店長である里一磨氏が描いたものだそう。

一見すると他愛のないイラストに思えるが、システムエンジニアやシステム管理者は背筋がぞくっとするかもしれない。

なにもしてないのにこわれた、という言い回しはPCや情報システムに詳しくない人が、何かトラブルが起きた際、誰かに相談しようとして口にする定番のせりふとして広まっている。

相談する人は実際のところ「やるべきではない、なにかをした」かもしれないし、「やるべきである、なにかをしなかった」かもしれない。いずれにしても、まったく問題の原因を把握していないのだけは確かで、エンジニアや管理者はそれを特定するためにかなりの手間ひまがかかると覚悟せねばならない。

しかし、不吉なせりふを描いたTシャツが逆に人気を呼んでいるのは、どういう理由からだろう。皮肉なユーモアか、難題を持ち込む相手への無言の抗議にするつもりか、あるいは、かわいいイラストになってしまえばトラブルも多少気楽に受け止められるという心理か。

エンジニアの心をかき鳴らす、という発想としてはオーストラリアのCool Shirtzが取り扱っている「Internet Explorer 6」柄のTシャツに近いだろうか。

ekotのTシャツは専用のショッピングサイトで購入できる。子ども(こども)用、女性用、男性用があり、1着2,480円(税込、以下同じ)。別途送料が490円かかる。ほかに1着あたり300円の追加料金で色替えが可能。

入金確認後10日以内での発送がめやす。ただし店長が1人で1枚ずつ手作業でイラストを印刷しているため、確実に約束できるものではないそう。記念日などに合わせた購入は事前に相談してほしいという。日にちの指定も控えてほしいとしている。

なお印刷は主に業務用転写プリントを使っているため、質感が多少硬い仕上がりになる。 加えて、手作業による若干のズレなどもあり、ハンドメイド品ということを理解したうえで購入するよう促している。

ちなみに、ekotではほかにも似たような雰囲気のTシャツをいくつも取り扱っている。

いずれも、知る人ぞ知るといった趣向のイラストを描いており、ショッピングサイトを見て回ると面白い。

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