TI、モーター制御向けに新しいゲート・ドライバとパワー・ブロックを発表

TI、モーター制御向けに新しいゲート・ドライバとパワー・ブロックを発表

画像提供:マイナビニュース

Texas Instruments(TI)の日本法人である日本テキサス・インスツルメンツは24日、モーター駆動アプリケーションのサイズと重量の削減に役立つ、新しい製品ファミリー2品種「DRV832x」BLDC(ブラシレスDC)ゲート・ドライバと「CSD88585/99」NexFETパワー・ブロックを発表した。

ゲート・ドライバ「DRV832x」は、従来ゲート駆動電流の設定に使われてきた部品を最大24個削減するとともに、FET(電界効果トランジスタ)のスイッチング動作を容易に調整し、電力損失や電磁適合性を最適化できる、スマート・ゲート・ドライブ・アーキテクチャを内蔵している。

また、パワー・ブロック「CSD88584Q5DC」および 「CSD88599Q5DC」 は、2個のFETを独自のスタックド・ダイ構成で集積、FETのオン抵抗や浮遊インダクタンスを最小限に留めながら、通常の並列構成のFET回路と比較して電力密度を倍増しているという。

18Vで動作するコンパクトなBLDCモーター・リファレンス・デザインに搭載された「DRV8323」ゲート・ドライバと、「CSD88584Q5DC」パワー・ブロックで駆動可能な電力密度は11W/cm3であり、より小型で軽量な電動工具、組込用モーター・モジュール、ドローンなどの製品設計をすぐに行える。両製品をペアで使うことで、最小511mm2という実装面積を実現するということだ。

なお、「DRV832x」BLDCスマート・ゲート・ドライバ製品には、降圧型レギュレータや3個の電流シャント・アンプなどを内蔵したペリフェラル・オプションが用意されているほか、ハードウェア・インターフェイスとシリアル・インターフェイスのオプションも用意されている。これらの製品はQFNパッケージで供給されるということだ。

一方、「CSD88584」および「CSD88599」のパワー・ブロックはDualCool SONパッケージで供給される。BVDSS(ブレークダウン電圧)が40Vと60Vのオプションが用意されている。

なお、1000個受注時の単価(参考価格)は、「DRV8320」が1.41ドル、「DRV8320R」が2.01ドル、「DRV8323」が1.60ドル、「DRV8323R」が2.19ドル、「CSD88584Q5DC」は2.24ドル、「CSD88599Q5DC」が2.50ドルとしている。
(早川厚志)

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