デル/EMC、SDSの「ScaleIO」と「ECS」の最新バージョンを発表

デル/EMC、SDSの「ScaleIO」と「ECS」の最新バージョンを発表

画像提供:マイナビニュース

デルとEMCジャパンは5月31日、ブロック型SDSの「ScaleIO」、オブジェクト型の「ECS」、膨大な量のストリーミングIoTデータを格納・分析し、企業におけるリアルタイムの意思決定を支援する新しいSDS「Project Nautilus」のリリース、さらに「Ready Node」製品群の拡張を発表した。

ScaleIOは「Dell EMC ScaleIO.Next」として、インライン圧縮、スナップショット機能の強化、詳細なシンプロビジョニング、シームレスなボリューム移行による効率の向上を図り、最新の第14世代「Dell EMC PowerEdge」とNVMeフラッシュドライブによるパフォーマンスの向上とレイテンシを短縮するととともに、「VMware Virtual Volumes」のサポートによりVMwareの管理を簡素化した。

ECSは「ECS.Next」と「ECS Dedicated Cloud Service」を発表した。ECS.Nextは強化されたエンタープライズ データ保護・管理機能に加え、高度なアナリティクスのサポートを提供するほか、ECSソフトウェアは第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバでの動作が保証されているという。

ECS Dedicated Cloud Serviceは、ハイブリッドクラウドモデルを通じて顧客がECSを利用でき、Virtustreamデータセンターでホスティングする専用のシングルテナントソリューションとして、プライベートクラウドのコントロール性とパブリッククラウドの手間要らずの運用性と俊敏性を統合して提供するとしている。

Project Nautilusは、世界中のデバイスからのストリーミングデータに基づいてリアルタイムの意思決定を行うことを可能とし、復旧用のストレージ層としてECSやIsilonとシームレスに連携するように設計されており、Dell EMCの非構造化ストレージプラットフォームにリアルタイムのデータ処理能力を実現するという。

Ready Nodeは「Dell EMC VMware vSAN Ready Nodes」「Dell EMC ScaleIO Ready Nodes」「Dell EMC Microsoft Storage Spaces Direct Ready Nodes」を拡充。特に、新しいReady Node製品であるMicrosoft Storage Spaces Direct Ready Nodesは事前構成済みの「Dell EMC PowerEdge」サーバが、Windows Server 2016のStorage Spaces Direct(記憶域スペースダイレクト(S2D))機能や、他の高度な機能セットの効果を最大化するストレージ密度とコンピューティングパワーを提供するとしている。

各製品の価格は個別見積もり、ECS.Next、ScaleIO.Nextは2017年下半期、ECS Dedicated Cloud Serviceは同第2四半期、Microsoft Storage Spaces Direct Ready Nodesは同6月、第14世代「Dell EMC PowerEdge」サーバ向けには同中頃にそれぞれ提供開始を予定している。
(岩井 健太)

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