WebKitでWebAssemblyがサポート

WebKitでWebAssemblyがサポート

画像提供:マイナビニュース

webkit.orgは2017年6月6日(現地時間)、同団体が開発するWebレンダリングエンジンWebKitで、WebAssemblyをサポートすることを公式ブログで発表した。WebAssemblyはWebブラウザーのクライアント側スクリプトとして動作するプログラミング言語の一種。インタプリター言語であるJavaScriptと異なり、コンパイラ言語であるWebAssemblyは、パフォーマンス性などから多くの注目を集め、同団体にはAppleやGoogle、Microsoft、Mozillaが参画している。

webkit.orgはWebAssemblyが直接DOMにアクセスできないなどの欠点を持つことを踏まえ、「WebAssemblyはJavaScriptと組み合わせて使用し、(中略)タスクを高速化する」と述べている。

他方で要素技術となるWebAssemblyは、2017年3月にはMozilla Firefox 52が対応し、Microsoftも同年4月に次期Microsoft Edgeでサポートすることを公式ブログで明らかにしていた。

公式ブログではWebAssemblyモジュールの実行回数を鑑みた最適化手法や、セキュリティ保護とメモリーアクセス時のオーバーヘッド軽減方法などを説明し、各WebAssemblyベンチマークで15〜20パーセントの高速化を実現したという。

現在、Microsoft EdgeのWebレンダリングエンジンはEdgeHTML、Google ChromeはBlink、Mozilla FirefoxはGecko(2017年中にProject Quantumへ移行予定)、SafariはWebKitを採用している。

阿久津良和(Cactus)
(阿久津良和)