日本TI、産業用Ethernet通信のコスト削減に最適化したSoC製品を発表

日本TI、産業用Ethernet通信のコスト削減に最適化したSoC製品を発表

画像提供:マイナビニュース

日本テキサス・インスツルメンツ(以下、TI)は、コストに対して最適化されたEthernet通信機能の実現に役立つ、新しいSitara「AMIC」 SoC製品を発表した。TI storeや販売特約店から供給中で、価格は6.75ドル(1,000個受注時の単価)。

今回発表された新製品は、産業用製品の設計者向けに開発されたマルチプロトコル対応の産業用通信プロセッサであり、Ethernetとフィールドバスの10種類以上の通信標準規格をサポートし、敏速に使用できるソリューションを提供するもの。

TIの統一されたソフトウェア・プラットフォーム「Processor SDK」や、同社の産業用通信サブシステムである「PRU-ICSS(プログラマブル・リアルタイム・ユニット)」のプログラマビリティを活用し、ファクトリ・オートメーションや制御のアプリケーションにおいて、各種の産業用通信をサポートするという。

また、開発者がモーター・ドライブなどの既存のネットワークに対応していない製品設計に、産業用Ethernet機能を追加することで、ネットワーク対応製品への変更に役立つということだ。単一の産業用Ethernet標準規格しかサポートできないASICとは異なり、同製品はPRU-ICSSを搭載、EtherCAT、Profinet、Ethernet/IP、PROFIBUSのマスタ/スレーブ、HSR、PRP、POWERLINK、 SERCOS III、CANopen など、開発中も含めた数多くの異なるプロトコルをサポートする。

さらに、ネット接続対応のドライブ製品アプリケーション向けに、TIの「C2000」をはじめとするマイコン製品のコンパニオン通信デバイスとして使用可能となっている。開発各社は、「C2000」マイコン・ローンチパッド開発キットと、AMIC110産業用通信エンジン(ICE)開発ボードをペアで活用することで、高い統合性とスケーラビリティを備えたIndustry 4.0対応ソリューションを構築できるとしている。

なお、EtherCAT スレーブおよびマルチプロトコル産業用Ethernet リファレンス・デザインをダウンロードすることで、「AMIC110」SoC製品を搭載した製品設計を迅速に開始することができる。
(早川厚志)

関連記事(外部サイト)