ヤマハがInteropに新ルータやPoEスイッチなどを参考出展

ヤマハがInteropに新ルータやPoEスイッチなどを参考出展

画像提供:マイナビニュース

6月7日、幕張メッセで24回目となるネットワークコンピューティングに特化したイベント「Interop」が開幕した。今年は「THE REAL 〜本当のインターネットとは ?〜」をテーマに各社がブースを出展。その中でも新しいルーターやスイッチなどを参考出展していたヤマハのブースを紹介する。

参考出展していたのは、SMB・エンタープライズ市場向けスイッチ「X18-P(仮)」「X18-R(仮)」と従来製品のルーター「RTX810」の後継機となる「X17(仮)」。また、6月中に発売を予定しているゲートウェイ専用電話帳サーバ「YSL-V810」も展示していた。

X18-PはPoE給電に対応し、8/16/24ポートの3機種を揃え、8ポート(ほかにSFPポートも搭載)は124W、16ポート(同)は247W、24ポート(ほかにSFP+ポートも搭載)は370W、いずれも動作環境温度は0〜50度、ネットワーク認証は802.1X認証、MAC認証、Web認証。一方、X18-Rは8(ほかにSFPポートも搭載)/24(ほかにSFP+ポートも搭載)/48(同)の3機種となり、ルーティングは8ポートがStatic、24・48ポートがStatic+Dynamic、動作環境温度とネットワーク認証はX18-Pと同様となる。

ルータのX17はRTX810完全互換(インタフェース・設定・サイズ)し、コンソールにUSBのインタフェースを備える。従来機と比較して処理能力を向上させたほか、YNOを含むクラウドサービスとの連携を強化した。

YSL-V810は、ヤマハVoIPゲートウェイ「NVR500」「NVR510」「NVR700W」で構築した内線VoIPネットワークの電話番号を一括管理できる電話帳サーバ。ハードウェアにギガビットルータ「RTX810」を使い、VoIPゲートウェイ「RTV01」のソフトウェアを搭載。RTV01の設定をそのまま使用し、同製品から置き換えることができる。

同製品は、すでに販売を終了しているRTV01の後継機として位置づけており、最大登録数は1000番号、最大同時接続数は200通話となり、RTV01の2倍だという。また、外部メモリ(USBメモリ、microSD)を使用して、リビジョンアップ、起動、ログの出力でき、1日分の通話履歴、障害履歴、統計情報をCSVファイル形式で外部メモリに出力することを可能としている。

従来は拠点ごとのVoIPゲートウェイで電話番号を個別管理しているため、拠点の増減の度に全拠点で設定変更が必要だったが、新製品は電話番号を集中管理し、電話番号の運用・管理負担を軽減することができるという。

また、電話帳の設定はGUIからだけでなく、CSVファイルによる入出力にも対応し、通話履歴、障害履歴、統計情報をCSVファイルに出力して、表計算ソフトで編集・グラフ化が可能なほか、通信障害が発生した場合、メールで通知でSIPパケットログを添付することを可能としている。

さらに、2台利用した冗長構成を可能としており、優先度の高いYSL-V810がプライマリとして動作し、セカンダリのYSL-V810はプライマリに障害が発生した場合に仮想IPアドレスを引き継ぎ、サーバ動作を継承するためシステムのダウンリスクを低減することができることに加え、設定変更時などもシステムを止めることなく作業を進めることも可能だ。価格は別売りのRTX810とのセット価格で21万円(税別)。
(岩井 健太)

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