凸版印刷とCAC、感情AIを都議選PRに活用

凸版印刷とCAC、感情AIを都議選PRに活用

画像提供:マイナビニュース

凸版印刷とシーエーシー(CAC)は6月9日、米Affectiva(アフェクティバ)が提供する感情AI(Emotion Artificial Intelligence)を活用したコンテンツを東京都議会議員選挙PRイベントで公開すると発表した。都議選のPRイベントは2回行われ、1回目は同10日〜11日(場所は渋谷モディ)、2回目は同24日〜25日(場所は新宿サナギ)に実施される。

凸版印刷は、平成29年東京都議会議員選挙(2017年6月23日告示、7月2日選挙)の広報業務を受託しており、「笑顔でつくる東京」をコンセプトにしたPRイベントに向け、両社は感情AIが参加者の表情を検知した結果を活用する「笑顔投票所」と、表情の瞬間をとらえてカメラが撮影する「ミニポスタースタジオ」の2つのAI体験コンテンツを開発。いずれもイベント参加者に投票を身近に感じてもらうために開発したもので、一般向けイベントとしては感情AIの初の活用になるという。

笑顔投票所は参加者がカメラに向かい笑顔をし、制限時間内に感情AIが笑顔(喜びの表情)を検知した秒数が投票数になる。ミニポスタースタジはオ最大3人の参加者が1組になり、喜びか驚きのどちらかを選び、カメラに向かって一緒に喜びの表情(または驚きの表情)をして、感情AIが表情を検知し全員の表情が基準値を超えて一致した瞬間をとらえてカメラが撮影。撮影した写真は都議選ポスターに合成され、ポスターはプリントアウトして、参加者に進呈する。

感情AIは人間の感情を推定・認識するAIであり、人間の顔画像をキャプチャしてリアルタイムに計測し、瞬間的に生じる自然な感情を分類できる技術。機械学習の技術をベースとしており、膨大な人間の表情データを収集・分析することで、識別の精度が向上し、医療、教育、ゲームなど多様な分野での活用が期待されているという。
(岩井 健太)

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