新日本無線、圧力計・流量計に最適なPGA内蔵AFE量産開始

新日本無線、圧力計・流量計に最適なPGA内蔵AFE量産開始

画像提供:マイナビニュース

新日本無線は、圧力計や流量計に最適な最大512倍のPGA内蔵アナログ・フロント・エンド(以降、AFE)「NJU9103」の量産を開始したと発表した。参考価格は250円。

「NJU9103」は、流量計の計測範囲拡大を可能にしながらも、測定器本体の小型化に貢献できるPGA内蔵AFE。現在主流のAFEが内蔵するPGA(Programmable Gain Amplifier)の倍率は最大でも128倍だが、同製品は128倍と4倍の2つのPGAを内蔵することにより、組合せで512倍の増幅ができるようになっている。各種センサの計測範囲に合わせた最適なゲイン調整も可能。

また、センサ出力に誤差値であるオフセットがあると、PGAのゲインが大きい場合にオフセットも増幅してしまい信号処理の能力を超える可能性がある。同製品は、内蔵するDACでセンサのオフセットと逆の電圧を生成し加算することでオフセットを減算することができるため、PGAのゲインが大きい場合でも信号処理能力を超える事はない。差動入力の他、シングルエンド入力、疑似差動入力も可能となっている。

さらに、同製品は、接続するセンサ数、温度補正の外部調整化など必要な機能を絞り込み、8ピンパッケージに収めたので実装面積を小さくすることが可能となっている。リード有りタイプ(SSOP8)とリード無しタイプ(ESON8-V1)が用意されているので、用途に合わせた選定をすることができる。MCUからSPI通信で簡単に調整できるので圧力計、流量計の開発期間短縮、シリーズ化、小型、軽量、薄型化に貢献できるということだ。また、AFEの動作確認を簡単にできる評価キット(評価ボードとソフトウェア)も準備されている。
(シマダマヨ)

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