ウインドリバー、米・車両性能試験場等と自動運転技術の開発・テストで協力

ウインドリバー、米・車両性能試験場等と自動運転技術の開発・テストで協力

画像提供:マイナビニュース

ウインドリバーは、米国・交通研究センター(TRC)、同オハイオ州立大学、同州ダブリン市と共同で、スマートカー、コネクテッドカー、自動運転技術の進展に取り組むことを発表した。オハイオ州中部のコロンバス地域を中心に、オートモーティブコミュニティの研究を加速することを目指す。

同プロジェクトは、新しいテクノロジーをテストし、路車間の相互連携により地域住民の生活をどのように改善できるかを明らかにするもの。自動運転車の本体はもとより、車車間や路車間の通信、コネクテッドカーのコックピット用ソフトウェア、スマートセンシング/マッピング、付随するデータ収集などのテストを計画している。

ウインドリバーは航空宇宙・防衛、インダストリアル、オートモーティブ業界で培った専門性を応用し、プロジェクト開発の陣頭指揮を執り、実績のあるセーフティクリティカルシステム向けソフトウェアを提供する。

また、米国最大の車両性能試験場であるTRCは、プロジェクトの車両の検証プロセスを主導できる、衝突、排出物質、耐久性試験といった領域のノウハウを有し、広大なロードコースや高速周回路をビルドテストや厳格なテストの拠点として利用できる。

そしてダブリン市は、地下に敷設した光ファイバによる企業向け高速接続を整備しているほか、ダブリンとイーストリバティを結ぶ総延長35マイルの高速道路「33スマートコリドー」の起点となっている。同道路はオハイオ州運輸局が大容量光ファイバケーブルを敷設し、道路沿いに設置したセンサーからのデータを研究者に提供している。

ウインドリバーのコネクテッド車両担当ジェネラルマネージャー、マーカスス・マキャモン氏は、「オハイオ州中部は、スマートシティやスマートカーテクノロジの新しい拠点になっています。大学、地方自治体、テクノロジ産業の頭脳を結集したユニークな協力体制は、コミュニティがどのようにモビリティを革新し、車両の開発や実装のベストプラクティスに影響を与える知見を活用するかについて、スタンダードになり得るものです。一般向けの自動運転の実現には、さまざまなプレーヤーが共同歩調をとることが必要です」と述べている。

また、以下のように続けている。「ソフトウェアは今日の自動車の要であり、車は地域社会で中心的な役割を果たしています。したがって、自動運転の研究に対しては、包括的で協働的に取り組むことが不可欠です。その点で、テクノロジの導入に積極的で、米国有数のスマートコネクテッドシティになったダブリンのような都市と協力することはごく自然なことです」
(早川厚志)

関連記事(外部サイト)