アナログ・デバイセズ、4MHz同期整流式降圧レギュレータの新製品を販売

アナログ・デバイセズ、4MHz同期整流式降圧レギュレータの新製品を販売

画像提供:マイナビニュース

アナログ・デバイセズは、デュアル出力の高効率4MHz同期整流式降圧レギュレータ「LTC3636」および「LTC3636-1」の販売を開始したことを発表した。Eグレードの参考価格は4.45ドル〜(1000個注文時)で、どのバージョンも旧リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売される。

これらのデバイスは、独自の固定周波数/オン時間制御の電流モード制御回路を内蔵し、スイッチング周波数はフェーズロック可能となっているほか、設計アーキテクチャにより伝導エミッションと放射エミッションを低減する。

各チャネルから最大6Aの連続出力電流を供給するか、あるいは最大12Aの2フェーズ、シングル出力を生成できる。4mm×5mmの小型QFNパッケージに収容され、0.6Vの低い出力電圧が可能。スイッチング周波数の設定範囲は500kHz〜4MHzで、小型で低価格なコンデンサとインダクタを使用可能。また、外部クロック信号に同期することもできる。

また、出力電圧の検出範囲は、「LTC3636」が0.6V〜5V、「LTC3636-1」が1.8V〜12Vで、2セル・リチウムイオン電池のアプリケーションや5Vおよび12Vの中間バス・システムに適している。

「LTC3636/-1」の各チャネルは、RDS(ON)がわずか32mΩと18mΩの内部スイッチを使用して、95%の高い効率を達成する。最大2.25MHzのスイッチング周波数を維持しながら5%という低いデューティ・サイクルを達成できるため、降圧比の大きいアプリケーションに適している。

また、2つのチャネルが位相を180°ずらして動作するため、入力容量と出力容量の両方を最小限に抑える。2つの出力を結合して2フェーズ構成にすることにより、最大12Aの出力電流を供給できる。Burst Mode動作を使用して軽負荷時の効率を最大にし、無負荷時の暗電流はわずか600μA。ノイズを最小限に抑えることが求められるアプリケーションでは、強制連続モードにより電源リップルや潜在的なRF干渉を低減することが可能だ。

このほか、ダイ温度モニタ、パワーグッド電圧モニタ、出力電圧トラッキング機能、各チャネルの個別ソフトスタート機能、短絡保護、入力過電圧および過熱保護といった特長がある。
(早川厚志)

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