IoT通信プラットフォーム「SORACOM」が省電力広域通信技術Sigfoxに対応

IoT通信プラットフォーム「SORACOM」が省電力広域通信技術Sigfoxに対応

画像提供:マイナビニュース

ソラコムと京セラコミュニケーションシステム(以下KCCS)は、ソラコムの提供するIoT通信プラットフォーム「SORACOM」がLPWA(Low Power Wide Area、以下LPWA)の通信方式のひとつである「Sigfox」に対応することを発表した。

Sigfoxは、低価格・省電力・長距離伝送が特長のIoT向け通信規格。既に欧米を中心に32か国で展開中で、2018年までに60か国に増加する予定であり、LPWAを代表するグローバルな通信規格として各国で導入が進んでいる。

「SORACOM」は、2015年9月に提供開始された、通信とクラウドを融合したプラットフォーム。1回線からIoT/M2Mに最適化された無線通信を、比較的安価に利用できるのが特徴。また、クラウド上に構築されたコアネットワークにより、通信の開始や解約、回線ごとのルーティング先の指定や、暗号化プロトコルへの変換、クラウド連携に必要な認証情報の付与を、WebコンソールやAPIを通じて一括操作・管理することができ、高度なシステムをセキュアかつ迅速に構築することが可能としている。

「SORACOM」プラットフォームで、Sigfoxを利用できる「SORACOM Air for Sigfox」の提供開始により、これまでソラコムが提供しているセルラー、LoRaWANと同様に、「SORACOM」プラットフォームのWebコンソール/APIを通じて、Sigfoxのデバイスや通信を一括操作・管理することが出来るようになるほか、データ転送サービスの「SORACOM Beam」、クラウドリソースアダプターの「SORACOM Funnel」、データ収集・蓄積サービスの「SORACOM Harvest」などの「SORACOM」のアプリケーションサービスを利用して、ユーザーのサーバーへのデータ転送や、クラウド連携、可視化が行えるとのこと。

日本においては、Sigfoxセンサーキット「Sens’it」、Sigfox Shield for Arduino、オプテックス社の「ドライコンタクトコンバーター」の3種類のSigfoxデバイスが「SORACOM」プラットフォームに対応する。また、これらのうちSigfoxセンサーキット「Sens'it」、オプテックス社の「ドライコンタクトコンバーター」は、「SORACOM」のWebコンソールから、1個単位で購入可能となっている。

「SORACOM Air for Sigfox」の利用方法は、SigfoxのサービスエリアをWebサイトにて確認し、「SORACOM」WebコンソールからSigfoxデバイスを購入。Sigfoxデバイスを設置後、通信を開始し、「SORACOM」側で、「SORACOM Beam」「SORACOM Funnel」のいずれかを用いてサーバーにデータを送信する、もしくは「SORACOM Harvest」により「SORACOM」内でデータを可視化を行う。

「SORACOM Air for Sigfox」のデバイス料金は、Sigfoxセンサーキット「Sens’it」が8,478円、オプテックス社のドライコンタクトコンバーターが3万9,800円。金額には、ハードウェア費用、契約事務手数料、SORACOM Air for Sigfoxの1年分の料金(Sigfox 通信料金、SORACOM アプリケーションサービス料金を含む)が含まれる。1年後以降の利用料金は、1台1年あたり更新料1,440円。「SORACOM」Webコンソール、発注画面にて販売され、サービス詳細・料金体系はソラコムWebサイトにて確認することができる。
(シマダマヨ)

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