Let’s Encrypt、1億個のTLS証明書を発行

Let’s Encrypt、1億個のTLS証明書を発行

画像提供:マイナビニュース

WordPress Tavernに7月7日(米国時間)に掲載された記事「Let's Encrypt Passes 100 Million Certificates Issued, Will Offer Wildcard Certificates in January 2018|WordPress Tavern」が、Let's Encryptより発行されたTLS証明書の総数が2017年6月の時点で1億件を突破したと伝えた。Let's Encryptは2016年に発足したフリー/オープンの認証局。

大手検索サービスベンダや大手ソーシャルネットワークサービスベンダーは通信のセキュリティを強化するために通信をHTTPではなくHTTPSで実施するべきと主張するとともに、自社サービスをHTTPSへ移行させている。しかし、2016年にLet's Encryptが登場するまで、20年かかってようやく40%の通信がHTTPSに対応した程度だったとされている。

Let's Encryptが登場してから1年半でHTTPSの普及率は58%ほどまで増加している。Let's Encryptは「すべてのWebサイトをHTTPSに対応することを主なゴール」としており、同社によると、FirefoxにおけるLet's Encryptの利用率は2017年6月の時点で、60%に到達しようとしているという。

HTTPSの導入が増えている理由としては、Let's Encryptのようなフリー/オープンの認証局の存在が大きいと見られている。こうした認証局ではAPI経由でTLS証明書を発行する仕組みを用意しており、従来よりも簡単に発行作業が完了することが1つの原動力になっていると思われる。ただし、こうした認証局は利用しやすい反面、フィッシング詐欺などのサイトでもよく使われており、サイバー攻撃の隠れみのとして機能するといった側面も持ち合わせている。
(後藤大地)

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