設計情報を蓄積・活用する機能を強化した「iCAD SX V7L6」販売開始

設計情報を蓄積・活用する機能を強化した「iCAD SX V7L6」販売開始

画像提供:マイナビニュース

富士通は、100万点の部品を0.2秒で処理できる独自の世界最速3次元CADエンジンを搭載したソフトウェア「FUJITSU Manufacturing Industry Solution iCAD SX(アイキャド エスエックス)」(以下、iCAD SX)の最新バージョン「iCAD SX V7L6」を販売開始した。販売価格は138万円(税別)より。ソフトの提供は7月28日より開始される。

「iCAD SX V7L6」は、設計情報を蓄積・活用する機能や製図機能を強化した機械装置設計向け3次元CADソフトウェア。機械装置業界では、市場競争力を強化するため、複雑化する製品の開発力を向上し、市場投入のタイミングを迅速化していくことが重要となっており、機械装置メーカーにとって、これまで以上に設計工数の削減や設計品質の向上が急務となっているほか、設計の現場では3次元設計による業務効率化が普及してきているが、製造の現場では依然として2次元の製作図が複数必要とされていることから、設計全体の工数削減が進まないことが課題となっているという。

「iCAD SX V7L6」では、設計情報を蓄積・活用する機能を強化し、各部品の3次元データ内に、材質、重量、原価、部品構成情報、部品番号、組立順序の情報を登録できる。これにより、登録された設計情報から組立手順書や部品表などを容易に作成でき、それらを後工程でそのまま活用することが可能となる。

また、同ソフトウェアでは、容易にアイソメ断面図を作成できる機能が新たに搭載。これにより、組立図で必要となる詳細図や断面図をアイソメ断面図ひとつで表現できるため、図面作成工数の削減が可能となる。また、三面図の作成において、背面に隠れている部品の破線での表示/非表示を容易に変更できる機能など、設計の現場でニーズの高い機能を追加し、約40%の図面作成工数を削減している。

さらに、複数の部品を1部品として保存・認識できるため、部品配置の効率化と部品の組み合わせミスが軽減できるという。溶接部品も1部品として認識し、一括して穴開けができる機能を搭載したため、溶接部品の穴開けを効率的に設計できるとともに、穴開けの設計漏れを防止することもできる。

そのほか、同ソフトウェアでは、3次元での配管経路設計機能を強化。周りの機器との位置関係を画面上で視覚的に確認しながら配管設計できるため、作業効率化と品質向上を実現することができるということだ。
(シマダマヨ)

関連記事(外部サイト)