ADI、消費電力わずか1.3μAのゼロドリフト・オペアンプ「LTC2063」を発売

ADI、消費電力わずか1.3μAのゼロドリフト・オペアンプ「LTC2063」を発売

画像提供:マイナビニュース

アナログ・デバイセズは、1.8V電源時に電源電流が標準でわずか1.3μA(最大2μA)のゼロドリフト・オペアンプ「LTC2063」の販売を開始した。旧リニアテクノロジー国内販売代理店各社経由で販売され、価格は1.50ドル〜(1000個時の参考単価)。

「LTC2063」は1.7V〜5.25Vの電源電圧で動作し、最大入力オフセット電圧が25℃で5μV、最大ドリフトが-40℃〜125℃で0.06μV/℃で高精度を維持するマイクロパワー・アンプ。最大入力バイアス電流は25℃で15pA、-40℃〜125℃で100pA。こうした高精度入力特性により、高い帰還ネットワーク抵抗値を使用できるたえ、高い温度でも精度を下げることなく消費電力を低く抑えるという。

また、入力および出力がレール・トゥ・レールのため単一電源を容易に使用でき、ダイナミックレンジを向上させる。内蔵のEMIフィルタは1.8GHzで114dBの電磁干渉除去比を実現。ゼロドリフト・アンプ・アーキテクチャは本質的に1/fノイズが小さく、高温の産業用および自動車用システム、携帯型およびワイヤレスのセンサ・ネットワーク・アプリケーションにおける低周波センサ信号の増幅および調整に適している。

同製品は、「SOT-23パッケージ」と「SC70パッケージ」で供給される。SC70バージョンは、アンプを使用しないとき消費電流をわずか90nAに下げるシャットダウン・モードを備え、超低消費電力のデューティ・サイクル制御センサ・アプリケーションに対応できる。例えば、データシートに記載されている高精度の低デューティ・サイクル酸素センサ回路の消費電流は平均で200nA未満となっている。
(早川厚志)

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