エアロセンス×米スウィフト、日本国内におけるVTOL事業化で協業開始

エアロセンス×米スウィフト、日本国内におけるVTOL事業化で協業開始

画像提供:マイナビニュース

エアロセンスは、米国スウィフト・エンジニアング(以下、スウィフト)とVTOL(Vertical TakeOff and Landing:垂直離着陸型固定翼ドローン)の日本国内における事業化について7月に提携し、協業を開始したことを発表した。

エアロセンスは、2016年に自律飛行型VTOLを開発しており、既にザンビア共和国での医薬品等の物流サービス支援や、沖縄での離島間飛行実験などで事業化検討を進めている。

一方、レーシングカーの設計・製造会社として創業したスウィフトは、2000年以降は機体設計や製造技術を強みに航空宇宙分野にも進出し、ボーイング、ノースロップ・グラマン、シコルスキー等の次世代製品の開発・生産プロジェクトを受託し、現在は自社ブランドの自律飛行型VTOL「Swift 020」の実用化を目指している。

マルチローター型ドローンは国内でも普及が進み、航空法改正により法的な枠組みも整理され、更なる実用化に向けた規制緩和や基準作りが進められている一方で、VTOLドローンはマルチローター型より飛行制御が難しく、安定した自律飛行を実現しているプレーヤーが数少ないため、制度面、実用面ともに課題がある。

また、VTOLドローンは、固定翼の高速性とマルチローターの場所を選ばない離着陸性の両方の利点を兼ね備えており、迅速に広範囲の状況を把握したり物資を届けたりする災害時での活用のほか、広範囲のインフラ点検・監視などへの実用化が期待されている。

今後、両社はこの協業を通じ、Swift 020の日本国内における飛行実験のサポートや、両社の自律飛行型VTOLドローンの基準作りのための政府への働きかけ、実用化に向けたマーケティング活動などを実施していく。
(早川厚志)

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