ソフトバンク、AIを活用した「阿波おどりFAQサービス」の実証実験

ソフトバンク、AIを活用した「阿波おどりFAQサービス」の実証実験

画像提供:マイナビニュース

徳島県とテレコメディア、ソフトバンク、ティファナ・ドットコムは7月26日、徳島県ホームページにAIFAQシステムを活用した4カ国語での阿波おどりに関するさまざまな質問に答える専用サイトを開設し、問合せ業務の効率化による運営スタッフの負荷軽減とユーザー満足度向上を図る実証実験を同27日午前10時から共同で実施すると発表した。

徳島市の阿波おどりは毎年約10万人の踊り子が参加し、海外を含む県外からの人出は約120万人に達する。主催者に加え、徳島県や徳島県観光協会でも毎年8月12日から15日まで4日間の開催期間中、電話やFAQ検索サービスにより問合せに対応しているが、スタッフ数や問合せ時間帯が限られることや、外国人観光客の増加に伴い外国語のできるスタッフの不足など、サービス面の向上が課題になっていたという。

今回、ソフトバンクが開発した4カ国語(日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語)の自然言語での質問を理解し、最適な回答を表示するAIFAQシステム「APTWARE(アプトウェア)」と多言語コールセンターを運営するテレコメディアのノウハウを活用することで、インターネット環境があればパソコンやスマートフォンから時間や場所を問わずにアクセスできる専用サイトを設け、国内外からのさまざまな問い合わせに回答する取り組みを実施し、その効果を検証する。

具体的には、徳島県ホームページ内に阿波おどりに関する専用のFAQサイト「阿波おどりAIコンシェルジュ」を構築し、業務負荷、ユーザー満足度、運営コストなどにおける効果を検証する。FAQサイト内での質問項目データを収集・分析することで、今後のサイトでの情報発信やサイト構築など行政サービスの向上につなげるという。実験期間は、2017年7月27日10:00〜2017年8月16日24:00まで。

4者の役割として、サイト構築にあたっては徳島県が県ホームページを実証フィールドとして提供し、テレコメディアが徳島県との連携窓口および、県庁コールセンター(すだちくんコールセンター)で蓄積したナレッジと観光分野における多言語通訳ノウハウを活用したQAコンテンツ作成、ソフトバンクがAIFAQシステムのプラットフォーム提供、ティファナ・ドットコムがクライアント画面の開発、および徳島県ホームページと連携させるためのシステム設計などを担当する。
(岩井 健太)

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