IoT×エッジコンピューティング分野で協業 - NTTデータなど3社

IoT×エッジコンピューティング分野で協業 - NTTデータなど3社

画像提供:マイナビニュース

NTTデータとミラクル・リナックス、サイバートラストは8月7日、IoT分野における次世代ソリューションの実現に向けた技術開発・検証およびそれらのサービス確立を目的に協業を行うことで合意した。これにより、産業機器へのIoT導入で培ってきた実績とクラウド基盤構築、組み込みソフトウエア、セキュリティといった技術的優位性を生かし、まずはPKI(公開鍵基盤)を利用したコネクティッドカー向けIoTセキュリティソリューションを中心にした実証実験を、10月をめどに開始する。

NTTデータはクラウドやエッジコンピューティングの基盤技術および大規模プラットフォーム、ミラクル・リナックスは車載を含むさまざまな産業機器向けOSなどの組み込みソフトウェア、サイバートラストはネットワークセキュリティ技術と電子認証センターの運用実績をそれぞれ有しており、IoT分野において次世代ソリューションの実現に向けた技術開発・検証およびそれらのサービス確立を目的に協業を行う。

各社の役割として、NTTデータはコネクティッドカーおよびIoT分野で今後求められる大量データ処理を可能とするクラウド基盤技術、およびAI技術を活用した新サービスの創出を行う。

ミラクル・リナックスは車載および産業機器向け組み込みLinux技術に加え、IoTデバイスの特徴を考慮したソフトウェアアップデートサービス「MIRACLE Secure OTA」の提供、組み込み専用マルウエア対策ソフトウェア「MIRACLE Anti-Malware for Linux」、ARMアーキテクチャの「TrustZone」を利用するセキュアOSなど、IoTデバイス向けセキュリティ技術の提供、FPGA技術の活用による、クラウド環境での大規模データ解析および暗号化処理の高速化支援を担う。

サイバートラストは、SoC(System on a Chip)またはIoTデバイス製造時点で、安全に認証情報を書込むためのシステム、およびWebTrust for CA/EV(米国公認会計士協会とカナダ勅許会計士協会が定めた電子認証局の証明書発行審査基準および運用基準などを定めた国際規格)、電子署名法認定取得実績を持つ認証センター設備による、認証情報の安全な保管・公開システム提供、IoTデバイス上で認証処理や暗号化処理を行うためのSDKなどの提供、IoTデバイスのライフサイクルを通して、デバイスの安全性、信頼性、データ保護を実現するためのセキュリティ技術、運用ノウハウの提供、およびシステム全体のセキュリティリスクアセスメントを実施する。

今後、3社の協業領域を拡大していく中で、エッジコンピューティングやAIを活用した次世代IoTソリューションについても技術開発を進め、将来のコネクティッドカーやスマート工場に向けた最先端のプラットフォームサービスを顧客に提供していくという。
(岩井 健太)

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