Japan IT Week会場に突然現れた"教室" − Japan IT Week 秋 2017より

Japan IT Week会場に突然現れた"教室" − Japan IT Week 秋 2017より

画像提供:マイナビニュース

幕張メッセで11月8から10日の三日間、リード エグジビション ジャパン主催の第8回 Japan IT Week 秋が開催された。同展示会は、主に業界関係者向けにIT関連企業が最先端技術、製品、サービスの展示や商談を行うことを目的に年3回、春には東京ビッグサイト、秋には幕張メッセ、冬には大阪のインテックス大阪で開催される。今回は、第8回クラウド コンピューティング EXPO 秋 から、教室を模したブースとがひときわ目立っていたNTTネオメイトのブースをレポートする。

2001年10月に創業したNTTネオメイトは大阪に本社を持つNTT西日本100%出資のグループ企業で、主にNTT西日本の情報流通基幹ネットワークのメンテナンス、オペレーション、IT環境に関わる企画、開発、販売、カスタマーサポートなどを行うIT企業だ。同社は、電話のインフラ技術や次世代ネットワーク技術などNTT西日本グループの情報流通事業などをサポートし続けてきた実績がサービスに反映されている。"AQStage"(アクステージ)を冠する数多くのサービスを同社は展開しており、範囲も広い。代表的なサービスは「AQStage ネットワーク」などのネットワーク事業、「AQStage IPコールセンタサービス」などのクラウド型コールセンターサービス、「AQStage 仮想デスクトップ」や「AQStage メールセキュリティアドバンス」などのセキュリティに関連する運用や監視サービスなどがある。

そして、今回のNTTネオメイトのブースで特に目を引いたのがそのブースのデザインだ。ブース全体が学校をイメージしたデザインとなっており、ブース内には、懐かしい机と椅子、ロッカー、黒板、三角定規などがレイアウトされ、加えて社員やコンパニオンが学生や先生の衣装を身に纏っており、筆者はちょっとしたノスタルジーを感じた。このコンセプトについてブースの担当者は、「まずは、目を引くことを前提としました。前回、別の展示会ではセキュリティを診断するということで病院をテーマにして、セキュリティを診断するというコンセプトでやりました。今回は、セキュリティであったり、コールセンターの最先端を"学ぶ"ということをテーマとして学校を選択しました」ということで、このブースデザインになったと

今回、NTTネオメイトがブースに展示するメイン商材は、「AQStage仮想デスクトップ」と「MC-SOC マネージドオペレーションサービス」だ。「AQStage仮想デスクトップ」は、同社が提供するクラウド型の仮想デスクトップサービスで、特長はリーズナブルなスモールスタートからはじめて環境に合わせて拡張できる「拡張性」、パソコン、タブレット端末など様々なデバイスから利用できる「柔軟性」などがあげられるが、フェーズで対応する運用にも長けたところだ。

まず、第一にリンククローン型仮想デスクトップを採用することでOSのパッチ適用など運用をしやすくし、ガバナンスを強化。第二にPalo Alto Networks社の「Traps」とトレンドマイクロ社の「DeepSecurity」によるエンドポイントのセキュリティ対策、第三にマイクロセグメンテーションによる影響範囲の最小化だ。VMware NSXを用いたハイパーバイザーレベルでの通信制御を用いることで、万一感染した場合の範囲を局所化、限定化する。また何よりNTTグループ企業35,000台で運営してきた豊富な実績とノウハウが集積されたものがAQStage仮想デスクトップだ。

もう一つのMC-SOC(Managed Cloud-Service Operation Center)マネージドオペレーションサービスは、システム運用に関わる監視・運用・保守などをトータルでサポートするサービスだ。特長としては、ネットワーク、クラウド、オンプレミス、セキュリティなどのサービスを一つの窓口で24時間365日サポートする「ワンストップ受付」、最新セキュリティ情報の提供からCSIRT(Computer Security Incident Response Team)支援、インシデント発生時の検知と通知や緊急遮断措置や電話での現地対応サポートなどを行う「高度セキュリティオペレーション」。そして、脆弱性のあるシステムの改善提案やシステム運用状況の詳細レポートなどの「サービスマネジメント」機能などがある。同サービスは、15,000店舗を超える日本最大級のコンビニエンスストアや中央官庁、地方自治体、金融、製造業など多種多様な業種で採用され3,000社の運用実績を誇っている。

企業の規模を問わずなかなかハードルが高く感じてしまうセキュリティだが小規模からはじめられ、スケールアウトや運用などのリスク対処の部分もサポートしてくれる同社のサービス。少しずつ各フェーズで必要となる知識を学びながら着実にセキュリティに対応していこうという意味も"教室"に込められているに違いないと思うのであった。
(竹中貴一)

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