KCCS、QRコードでクロスデバイスのユーザ紐付ける技術開発 特許も取得

KCCS、QRコードでクロスデバイスのユーザ紐付ける技術開発 特許も取得

記事画像

 京セラコミュニケーションシステムは、QRコードを利用したクロスデバイスでの同一ユーザ紐付け技術を開発し、特許を取得した。同技術をKANADE DSPに活用し、クロスデバイスで一貫性のあるコミュニケーションを実現する狙いだ。

 京セラコミュニケーションシステム(以下、KCCS)は、同社の「KANADE DSP」でより効果的な広告配信を行うことを目的に、QRコードを利用したクロスデバイスでの同一ユーザ紐付け技術を開発し、特許を取得したことを発表した。

 これまで、クロスデバイスで一貫性のあるコミュニケーションを行うためには、サービスの会員IDなどを基にユーザを一致させるのが一般的だった。しかしながら、会員登録をしないサービスや会員ID情報が取得できないディスプレイ広告などでは、異なるデバイスを使う同一ユーザを認識し、一貫したメッセージングを行うことは困難だった。

 今回同社が特許を取得した技術は、QRコードを利用することで異なるデバイスの同一ユーザを紐付けることができる。例えば、PCブラウザに表示されるディスプレイ広告上にユーザの識別子を埋め込んだQRコードを表示し、消費者がそれをスマホのカメラで読み込み、特定ページにアクセスするだけで、PCとスマートフォンという異なるデバイスのユーザを紐付けることができる。

 同技術を用いることで、会員情報が取得できないディスプレイ広告などにおいても、ユーザ情報の紐付けが可能になる。また、KANADE DSPでこれらのユーザ情報を活用することにより、クロスデバイスでの行動分析やその分析結果に基づいたコミュニケーションを実現し、新たな顧客体験の提供、ロイヤルティの向上に貢献する。

 今後同社はKANADE DSPで同技術を用いたサービスの開発を行っていくとともに、より多彩でデザイン性の高いクリエイティブの出稿を可能にするなどの技術開発を進めていく。

関連記事(外部サイト)