「CMログリサーチ」が提供開始 CM接触ログとアンケート分析でテレビCMの有効接触回数を明らかに

「CMログリサーチ」が提供開始 CM接触ログとアンケート分析でテレビCMの有効接触回数を明らかに

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 スイッチ・メディア・ラボは、テレビCMの有効な効果が認められる接触回数である「有効フリークエンシー」を明らかにするサービス「CMログリサーチ」を正式に提供開始した。同社が設置した視聴測定機によるテレビ視聴ログと調査票を組み合わせて調査する。

 スイッチ・メディア・ラボは、テレビCMの有効な効果が認められる接触回数である「有効フリークエンシー」を明らかにする「CMログリサーチ」を正式にサービス提供開始した。

●「CMログリサーチ」とは

 スイッチ・メディア・ラボは関東エリア約2,000世帯(個人約5,000人)の調査協力家庭のテレビに設置した視聴測定機でテレビ視聴ログを収集し、様々な属性項目でテレビ視聴データの分析を行うサービス「SMART」を提供している。

 今回、新たにサービスを提供開始する「CMログリサーチ」は、テレビ視聴ログから指定のテレビCM接触者を抽出し、CM認知や好感度、企業・サービスのイメージについて尋ねるアンケート調査を実施する調査っパッケージ。効率的なCM認知向上の効果が認められる有効接触回数である「有効フリークエンシー」を分析できる。対象とするテレビCMは、自社・他社問わず自由に指定することが可能だ。

 従来の調査手法では、テレビCMの接触状況は「○回見た覚えがある」などの選択肢で回答者の記憶に頼る回答しか得られず、CMの正確な有効フリークエンシーを明らかにするには限界があった。そこで、「CMログリサーチ」はテレビCMの視聴状況を実際の視聴行動であるログベースで分析することで、より正確な実態に基づく、有効フリークエンシーを明らかにする。

 本サービス開始にあたり、スイッチ・メディア・ラボはこれまでに培ってきたメディアリサーチのノウハウを結集し、有効フリークエンシーを明らかにするための調査票とアウトプットをパッケージ化した。CM接触者へのWebアンケート実施の際には、有効フリークエンシーを明らかにするための設問以外にも、テレビCMのクリエイティブ評価に関する調査項目を追加することも可能。

●狙いはテレビCMの有効フリークエンシーを科学的に調べること

 スイッチ・メディア・ラボによると、広告業界では一般的に、テレビCMの有効フリークエンシーは3〜5回程度と語られているという。実際には、企業・商品自体の認知やテレビCMクリエイティブ、他社の出稿状況によって、CM認知などの効果に差が生じるため、企業・商品ごとに調べる必要性があったが、このニーズに応える調査パッケージがこれまでなかったという。

 そこで同社は、テレビ視聴ログとアンケート調査を組み合わせた「CMログリサーチ」により、今まで感覚的に語られてきたテレビCMの有効フリークエンシーを科学的に明らかにし、広告主企業や代理店企業の担当者がテレビCM出稿プランニングする際により有効活用できるマーケティングデータを提供したいと考えている。

●アウトプットについて

 「CMログリサーチ」のアウトプットでは、テレビCM接触回数ごとのCM認知度や、有効フリークエンシーを明らかにすると同時に、必要なCM投下量(GRP)のシミュレーション予測をすることも可能。たとえば、ターゲットがF1の場合に、リーチ50%(有効フリークエンシー5回)を獲得する時に必要なCM投下量(GRP)やターゲット個人の延べ視聴率(TARP)を予測する。

 また、このほかにも、業界内CM出稿シェア、競合他社と比較したCM認知度やイメージ結果などをレポートすることも可能。
CMログリサーチのアウトプット例

 なお、スイッチ・メディア・ラボによるテレビ視聴パネルへのアンケート実施はこれまで「SMART」導入企業にのみ可能だったが、CMログリサーチは「SMART」未導入企業にも提供される。

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