高校生のスマホ所有率93%「授業中の使用禁止」など8割以上に校則

高校生のスマホ所有率93%「授業中の使用禁止」など8割以上に校則

スマートフォン・携帯電話の所有率

 MMD研究所は9月20日、インテルセキュリティと共同で実施した「高校生のスマートフォン利用実態調査」の結果を公表した。高校生のスマートフォン所有率は、2014年調査時より13.5ポイント高い93.0%。「授業中の使用禁止」など校則は、8割以上が「ある」とした。

 調査は8月26日〜31日、高校生921人を対象にMMD研究所とインテルセキュリティが共同で実施。102人の高校生にスマートフォンのホーム画面のキャプチャを送ってもらう分析調査も同時に行った。

 高校生の携帯電話端末の所有率は96.8%。このうち、スマートフォンの所有率は93.0%で、2014年調査の79.5%から13.5ポイント上昇した。スマートフォンで普段していることでは、「LINE」がもっとも多い92.1%、ついで「インターネット検索」88.8%、「音楽を聴く」77.7%と続いた。

 スマートフォンを所有している高校生に「スマートフォンを勉強に使用したことがあるか」とたずねたところ、90.0%が「ある」と答えた。具体的には、「勉強でわからないことをインターネットで調べる」が85.6%ともっとも多かった。

 現在通っている高校にスマートフォン・携帯電話に関する校則やルールがあるかについては、85.6%が「ある」と回答。具体的には、「授業中の使用禁止」61.1%、「構内での使用禁止」37.4%、「学校への持ち込み禁止」12.6%の順に多かった。フリー回答では、「LINEの禁止」(私立高校1年・女子)、「SNSへの校内画像アップ禁止」(国公立高校2年・男子)など、SNSに関するルールもあった。

 「SNS上に自身の個人情報を掲載することはリスクのある行為だと思う」という設問に対しては、89.3%が「そう思う」と回答。その一方で、SNSや掲示板利用者に個人情報の掲載・書き込み経験を聞いた結果では、8割が経験済とし、「自分の写真や動画」59.3%、「自分のニックネーム」56.6%、「友達や恋人の写真や動画」41.1%などが多かった。

 高校生が実際に経験したSNSや金銭に関するトラブルでは、「迷惑メールが送られてきた」が、59.5%ともっとも多かった。お金に関しては、「ワンクリック詐欺画面の出現」13.4%、「課金や有料アプリの購入など親に許可を得ずにした」10.5%などが多かった。お金を請求されたと回答した人の平均請求額は「15万3,975円」であった。

 SNS関連のトラブルでは、「ネット上にアップしてほしくない写真や個人情報をあげられた」11.1%が最多。「ネット上に嫌なことを書かれたり、嘘のうわさを立てられたりした」9.6%、「ネットで知り合った人と実際に会った」8.5%、「自分の写真・個人情報を送るように強制された」5.1%と続いた。

 このほか、「高校生のスマートフォンホーム画面分析調査」によると、スマートフォンホーム画面でもっとも多かったアプリジャンルは、カメラ撮影やカメラ加工など「カメラ系アプリ」、ついで「LINE」「音楽系アプリ」であった。上位3アプリのドック内(スマートフォンの最下部固定部分)の数は、「LINE」が最多。ホーム画面に設置しているSNSアプリは、1位「Twitter」、2位「Instagram」、3位「Facebook」という結果であった。

関連記事(外部サイト)