男性普及のカギ「アダルトVR」ここまで進化していた!

男性普及のカギ「アダルトVR」ここまで進化していた!

VRアダルトビデオ配信サービス「VRゴリラ」が提供する映像の一コマ。もちろんこのあとあんなことやこんなことが待ち受けているのだが、従来のAVとは比べものにならない生々しさがある

「技術の普及にはエロが必要不可欠」…とはよく聞く話。かつてのVHSやパソコンにも「Hなコンテンツ」が普及の大きな礎となったという。そして、いよいよ普及期に足を踏み入れた感があるVR(ヴァーチャル・リアリティ)でもコンテンツを見回すと、アダルト系の影がチラホラ…。VRは、どのようなセクシー体験を提供し、男心をつかんでくれるのだろうか!?

そこで訪れたのが、アダルトVR推進機構。代表の吉田健人さんに話を伺おうとすると手渡されたのが、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)。早速装着してみると、目の前に現れたのはあられもない姿の女性。自分はというと、半裸で寝転がっている状況のようだ。すると女性がVR上の自分の体の大事なところをなでぐり回し、さらにはズボンを脱がせ…。
「おほ〜! いやはやああぁぁぁああん♪」

思わず情けない声を上げてしまった。

吉田さんが体験させてくれたのは、AVの世界に入り、男優の目線であんなことやこんなことが楽しめるVRコンテンツ。さらにVR×アダルトの“本領発揮”のコンテンツがこちら!とばかりに見せてくれたのは、3D仕様の飛び出すアダルトVR動画(一般的なVR動画は2D)。寝転がる自分の周りを取り囲む美女、美女、美女! 自分の顔の動きを正確にトレースして、右を向けばロングヘアの美女が、左を向けばショートボブの美女が…。

たまらない経験に興奮覚めやらぬ筆者だったが、気を取り直して評判のほどを聞いてみた。
「8月に行った、各メーカーの様々なコンテンツを紹介する弊社主催の体感イベント『アダルトVRエキスポ』は、予想の10倍もの来場者が来ました。12月には大阪での開催を予定しているほか、様々なAVメーカーが続々と参入を表明しており、VRコンテンツの確かな手応えを感じています」

技術の面でもラインナップの面でも、アダルトVRはまさに過渡期にあるという。では今後、どのような進化を遂げていくのか?

「今後1年かけて、インタラクティブ性が進化していくと考えています。たとえば動画と連動して動くホールが生まれたり、部屋の中を動き回って様々な角度から見られるようになったり…。はたまた自分でアクションを起こすことで、コンテンツに関与できるようになったりすると思います。また離れた相手とVRヘッドセットとちょっとしたガジェットを通して、擬似的に体を重ねられるシステムも米国で発表されています」

なんとも楽しみな話。ただそこまでできるなんて、正直お高いんじゃないの…? いかにエロに投資を惜しまないのが男の性とはいえ、こんなにお金を出すならリアルな店舗に足を運んだ方がいい…ということにならないのだろうか。

「いえいえ。ハイエンドなVRガジェットより、スマホと安価なヘッドセットの組み合わせが普及の鍵と見ています。2000円程度のヘッドセットと1本あたり100円程度のコンテンツから、楽しいものが見られますよ。アダルトVRは、手間をかけずにリアルな体験ができる…というのが魅力ですから」

男性向けのみならず、女性向けコンテンツの充実や、性介護での活用も期待されているのだとか。今後ますます普及に拍車がかかれば、暗〜い部屋で画面を見ながらゴソゴソ…というヒメゴトのスタイルが、大きく様変わりするかもしれない。

(吉々是良)


※当記事は2016年10月06日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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