墜落したF―35は失敗作? それは「理解不足による的外れな批判だ」=中国メディア

墜落したF―35は失敗作? それは「理解不足による的外れな批判だ」=中国メディア

米国の技術の結晶とも言えるF−35は、電子機器類や戦闘システムでF−22を超えると言われる最新機器を搭載している。(イメージ写真提供:123RF)

 青森県三沢市沖の太平洋上で9日夜、航空自衛隊の戦闘機「F―35A」が墜落する事故が発生した。なんとも痛ましい事故だが、中国メディアの今日頭条は10日、「日本で最新鋭戦闘機が墜落したが、F―35は失敗作なのか」と題する記事を掲載した。

 このF―35は、レーダーに映りにくいステルス性能を備えた最新鋭の戦闘機で、2018年1月に配備され青森県の三沢基地で13機運用されている。記事は、F―35は何かと批判を受けている戦闘機だと指摘。トランプ氏からも批判されており、米国で近年開発された戦闘機の中で「最も議論を呼んでいる」ほどかもしれないと伝えた。

 米国の技術の結晶とも言えるF−35は、電子機器類や戦闘システムでF−22を超えると言われる最新機器を搭載している。しかし、「あれもこれも詰め込み過ぎたために、重くなってしまった」と記事は分析。ずんぐりむっくりしていて、機動性が高くはなく、ステルス性能にも影響してしまい、「史上最低の失敗作品」と揶揄する人までいるという。

 しかし、記事はこれを、中国国内の軍事マニアの理解不足による的外れな批判だと指摘。例えば、中国のマニアはステルス性能とは何かが分からずに旧型に劣ると批判しているが、実際には「レーダーにより敵を先に発見し、相手に気づかれることなく遠くから攻撃できる」のが正しい理解だとしている。また、「死角がない」ことでも優れており、自機の上下を含む360度の視界を実現させたことも紹介。全体的には「F―22に次ぐ高性能」であり、高額ではあるもののそれだけの価値があると高く評価した。

 それで記事は、F―35は決して「失敗品」などではなく、中国人が「目を覚まして正面から向き合うべき相手」であると締めくくった。戦闘機の性能そのものは非常に高いといえるが、事故を起こしては元も子もない。一刻も早い原因究明と再発防止が必要だろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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