中国の製造業と日本の製造業、どっちが強いのか=中国メディア

中国の製造業と日本の製造業、どっちが強いのか=中国メディア

中国メディアは、「日本と中国では、どちらが製造業が強いのか」とする記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

 急速な経済発展に伴う産業構造の転換を進める中国はこれまで長きにわたり「世界の工場」と称され続けてきた。一方、日本の製造業は戦後各種産業において着実に技術を身に着け、品質の高さで世界から評価を受けてきた。中国メディア・新浪は3日「日本と中国では、どちらが製造業が強いのか」とする記事を掲載した。

 記事は、「この問題を議論すると、中国国内では大きく2つの見方に分かれる」とした。そして、「日本の製造業の規模は中国の30%に満たず、自動車、鋼鉄、コンピューターなどをはじめとする主要工業製品の生産力ははるかに日本を上回っており、中国のほうが日本より強い」という1つめの見方を紹介した。

 この見方について、記事はさらに、「中国の工業体系は世界で最も充実していると言われ、製造業の付加価値額も世界トップであり、日本は遠く及ばない」といった説明を加えている。

 そのうえで、「中国の製造業は規模こそ大きいものの、基礎研究能力が弱く、目先の利益を求める傾向にあり、各業界の核となる技術や材料を依然として国外に頼っていることから、中国の製造業が日本より強いとするのは時期尚早」というもう1つの見方を伝えた。

 2つめの見方については、中国の鋼材生産量は世界一であるものの、その大多数はローレンジ、ミドルエンドの鋼材であり、合金鋼や特殊鋼は技術が未熟なため大部分を日本からの輸入に頼っていること、医療器械、光学機器、電子設備、集積回路などの分野で日本のみならず米国、ドイツからも大きく水をあけられており、特にカメラ市場は日本企業の天下であることを論拠として挙げている。

 記事は最後に「規模で言えば中国の製造業が、技術面では日本の製造業が優位に立っている」との結論を示す一方、中国の製造業は優れた技術を学ぶだけでなく、日本やドイツの製造業が持つ「匠の精神」を学ぶ必要があると結んだ。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

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