シャープ、広島カープファン向けウェアラブル端末「funband」を発売

シャープ、広島カープファン向けウェアラブル端末「funband」を発売

ウェアラブル端末「funband(ファンバンド)」※写真は開発中のものです(写真:シャープ社発表資料より)

 シャープは、広島東洋カープ(以下、カープ)ファン向けに、クラウド連携のウェアラブル端末「funband(ファンバンド)」を数量限定で販売する。随時試合の情報を入手できるほか、応援の盛り上がりをバイブレーターで体感できるなど、新しい野球の楽しみ方を提案する。

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 カープのロゴ入りのリストバンド型の端末は、Bluetoothでスマートフォンと連携して情報などを表示する。試合の状況に応じてバイブレーションで通知し、試合状況を表示。内臓のモーションセンサーが「funband」を装着したカープファンの試合中の腕の動きを感知し、内臓バイブレーターを振動、LEDを発光させるなど、応援を盛り上げる。腕の動きは「応援ポイント」として蓄積され、ユーザーによる選手の人気投票として使うことができるほか、チームへの愛の強さをランキングで表示することもできる。

 6月1日から広島県と山口県岩国市で販売される。価格は1万円(税別)、1,000台の限定販売となる。「funband」専用のアプリ及び専用サービス(有償)への加入が必要だが、今回の販売分については、初回1年間の専用サービスを無償にする。

 カープ向けに限定販売を行うのは、実験的な要素が強い。数ある野球チームの中でも、カープとファンの距離感は非常に近い。「カープ女子」などと呼ばれるように女性のファンも多くみられ、グッズ購入者も多いカープを選定した可能性は高い。

 今回の販売にあたり、シャープは「funband」の専用サイトを開設している。販売の発表においても、「今後はfunbandのサービス内容を一層充実させ、スポーツだけでなく音楽などのエンター底面とも含め、幅広く提案」するとしている。今後カープ以外の球団や他のスポーツチーム向けのほか、特定のアーティストのファン向けなどに販売が広がりそうだ。

 シャープが26日に発表した2017年から2019年の中期経営計画では、AIやIoT技術を活用した新事業の創出を掲げている。「funband」の販売も、その戦略の一つかもしれない。

(高橋珠実)

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