マーケティング業務へのAI導入、4割が「業務効率が改善」 ジャストシステム調査

マーケティング業務へのAI導入、4割が「業務効率が改善」 ジャストシステム調査

AIツールやサービスの導入について。(画像: ジャストシステム発表資料より)

 ジャストシステムは6日、同社が運営する「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で、『AIツールとマーケティング業務に関する実態調査』の結果を発表した。企画、マーケティング、広報などに従事する20代から50代の男女478名を対象として行った調査では、回答者の約4割が「AIの導入で業務が改善した」と回答した。

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 「マーケティング業務へのAIの導入」については、「既に導入済み」と答えた人は17.3%であった。現在は未導入と答えた回答者のうち、「2019年中に導入予定」が8.7%など、50.4%が導入に前向きであることが分かった。

AIツール導入の効果としては、44.2%が「業務の効率化」を、35.1%が「業務負荷の改善」を、28.6%が「顧客の状況の理解が上がった」点を挙げている。「特に変化はない」との回答は11.7%であった。またAIツールを使っていないと答えた回答者のうち、「強く導入を希望する」「導入を希望する」など、53.4%が導入したいと考えていることも分かった。

 その一方で、AIツールの導入が進まない要因として、「活用方法が明確になっていない」ことをあげた回答者が39.4%であった。次いで、「費用が高い」が32.2%、「費用対効果が提示しにくい」が29.8%。このことから、「導入したい」と考える担当者が多いものの、活用方法や費用対効果の提示が明確にできないために、AIツールの導入を阻害している状況がみえてくる。

 AIツール導入による効果に対しては、「とても期待している」「期待している」を合わせて59.1%であった。マーケティング効果分析など、マーケティングの主な作業は手作業が多い。またチャネルが増えるにつれ、作業は複雑となっている。そのため多くのマーケティング担当者は、AIツールの導入による効果に大きな期待を寄せているとみられる。

(まなたけ)

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