人工衛星「つばめ」から九州新幹線「つばめ」撮影のコラボ企画

人工衛星「つばめ」から九州新幹線「つばめ」撮影のコラボ企画

超低高度衛星技術試験機「つばめ」のイメージ。 (c) JAXA

 JR九州の九州新幹線「つばめ」と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の人工衛星「つばめ」とが、つばめ繋がりでコラボ企画を始動させる。コラボ企画では、人工衛星つばめを用いて高度約220kmの宇宙高度から地上の九州新幹線つばめを撮影し、宇宙教室で展示などして情報発信する。

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 人工衛星つばめは、世界初の超低高度衛星技術試験機として、2017年に種子島宇宙センターから打ち上げられた。通常の人工衛星は高度600〜800kmを飛行するが、これまで前例のない高度300km以下の超低高度軌道を飛行し、地球観測を行っている。

 この超低高度の飛行は、大気の抵抗が大きいため、通常は困難である。つばめでは、高効率のイオンエンジンを使うことで超低高度飛行を可能としている。人工衛星は、この超低高度飛行を象徴する名前としてつばめと名付けられた。この人工衛星の特徴を活かすコラボ企画として、宇宙高度から地上のつばめ新幹線の撮影が計画された。

 撮影は、8月29日6時30分頃にJR九州熊本総合車両所に留置された「つばめ」車両を対象に実施される。宇宙からの撮影のため、雲などの天候によっては撮影が行えないこともあり、その場合は、8月19日の同時間帯で実施するテスト撮影の画像を公開するという。

 画像公開は、8月31日に熊本博物館「プラネタリウム」にて開催される人工衛星つばめ宇宙教室で公開するとともに、JR九州ホームページやSNSでも情報発信される。

 人工衛星つばめ宇宙教室は、小学生を対象に人工衛星つばめのミッションなどについて紹介。募集人員は170名で、参加にあたっては、申し込みは不要となっている。参加は、当日朝から配布される整理券の入手で、小学生だけでなく、大人も参加できる。

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